今、家の横のビオトープでは”キョロ、キョロ~”と高くきれいな声が響いています。
正体はヤマアカガエル。
細身の土色の体、細い手足のこのカエル、
ほかのカエルが冬眠している1月ごろから産卵し、
オタマジャクシが孵り、カエルとなって春を迎えます。
ひと足早いヤマアカガエルの恋の季節。
小さなカエルが自然界で生き延びるための術なのでしょう。
日曜の里山遊び。
池に響くきれいな声に気がついた子ども達、網を手に”カエルとり”を始めました。
鳴き声を追い、潜む姿を捉え、池の中に点在する島を飛びまわる。
子どもの手の中にすっぽりおさまる可愛いサイズのカエル。
初めて触れた子もあり、ドジョウ見つけた子もあり、
池ポチャして全身泥まみれになる子もあり…、それはそれは賑やかでした。
焚き火ランチにダッチオーブンクッキング。
秘密基地づくり、山のチャンバラごっこ、裏山ドロケイ…。
山に響きわたる子ども達の声。
陽が暮れて静かになると、池から澄んだカエルの声。
「やっと帰ったか…」とホッとしたかのような鳴き声が響いていました。
母ちゃん
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