明日の縁側カフェのお菓子が焼きあがりました。
2009年、新しい年のスタートは是非、と
前々から考えていた”希望満充(きぼうまんじゅう)”。
これは母ちゃんにとっておふくろの味ともいえるお菓子の
ひとつです。
母ちゃんが学生時代を過ごした学校-自由学園では、
昼食などの食事は勉強として生徒たちが用意していました。
そしてこの希望満充は入学式や卒業式などの
節目節目に必ず登場するお菓子で、
その昔、食糧難の戦時中に手に入らなかった小豆を
さつま芋に代え、必死の思い出考え出された
お菓子だったと言います。
芋あんをクッキー生地で包んだだけの素朴なお菓子ですが、
デザートと思えないほどおなかに溜まります。
そしてなかなかに美味しい。
青春時代の楽しい思い出、苦い思い出、
さまざまな思い出の詰まった忘れられない味は、
今でも時々ふっと食べたくなるのです。
一口食べるだけで懐かしい思い出と美味しさがあふれ出す。
そして再び歩みだす力も…。
という訳で、2009年のカフェは”希望満充”でスタートです。
母ちゃん
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