今年も残すところ僅かとなりました。
本年最後の里山遊びの日、末っ子の友だちがお泊りに来てくれました。
野外でたっぷり遊び、午後には”キクラゲ採り”にわさび田へ。
いつもと違う山道を歩いて息を切らし、動物の気配を感じたり、
モノレールに出会ったり、喉の渇きを冷たい沢水で満たしたり、
へっぴり腰で崖を登ってキクラゲを採ったりと、ちょっとした冒険です。
ケンカしたり、泣いたり、じゃれあったり。
これからもずっと一緒に育っていく仲間のそんな様子も微笑ましく、
楽しい時間になりました。
予想外だったのは兄と姉の驚くほどの協力体制。
兄は手早く食事ごとの用意を整え、姉は先生の如く細やかに子ども達の様子に気を配る。
それはそれは気持ちよく、嬉しい光景でした。
「俺も友だちとのお泊り、すっごく楽しかったよなぁ~」。
言葉にせずとも、そんな思いがにじみ出ている気がして、
幸せな記憶は優しさの連鎖を生み出すのかもしれないと思わされました。
子どもの成長をひしひしと感じる年の瀬。
多くの子ども達が幸せな時を重ねていけますようにと願わずにいられません。
賑やかに夜更かしして、疲れ果てて眠りについた子どもたち。
明朝の朝ごはん、”キクラゲ入り 豚汁”をたっぷり仕込み、母もやっと眠りにつきます。
母ちゃん
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