~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

海へ

2006年05月27日 20時32分49秒 | 子育て


母ちゃんです。
息子の保育園の遠足に行ってきました。
集合場所のまどが浜海遊公園から歩くこと約1時間、
目的地の外浦海岸に到着。
外浦は波が穏やかで砂浜の美しい、子どもが遊ぶにはもってこいの海岸です。
海ではイベントが盛りだくさん。
早速、ビーチフラッグならぬ、”ビーチチップスター”でおやつを獲得。
「ニョロニョロ、ニョロニョロ、パッパッ!」と筍体操(?)もお披露目。
その後のパン食い競争、綱引き、砂山づくりは親も参加とのことで、
子どもをおんぶしてパンに向かって駆け、クラス対抗の真剣綱引き、
親の方が必死の砂山づくりと砂浜を走り回りました。
砂山づくりでは夢中になりすぎて、
トイレに行きたいと泣きそうな息子に気づかず、危うくお漏らししそうに。
息子よ、ごめん。
ということで、写真は各クラスの親子で作った砂山の数々。
なかなか芸術的です。
久しぶりの海。
久しぶりの運動。
親子で思いきり楽しんだ一日でした。

母ちゃん
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息抜き

2006年05月24日 06時31分19秒 | 田舎暮らし


庭の花菖蒲が咲き始めました。
このころから田んぼは慌ただしく準備が始まります。
わさびの仕事の合間に草刈り、畦塗り、代かきなどを
進めます。
そんな中 気分転換で岩山に登ってきました。
わが家の向かい側の谷間に男岩と女岩という
大きな岩山があります。
子どもの頃にはよく探検に行ったものです。



男岩の中腹に大きな山桃の古木があり、その前には
村を見下ろすように石の祠(ほこら)がまつられてます。
垂直の岩を木の枝や根を伝いながら登るそんな場所に
いつ、誰が、なんの為にまつったのかは不明です。
村の長老に聞いても知る人はいませんでした。
その場所に行くと、どことなく神聖な空気が流れています。
古木には多数の穴があいていて、ムササビ、ハクビシン
そして鳥たちが住処にしています。
まるでその祠を守っているかのように。。。



そこから頂上に上がると雰囲気は一変して
明るく気持ちいい風が吹き、目の前には嵐山
遠くには大平山、天城連山がみわたせます。
となりの女岩や村をぼんやり見下ろしていると
子どもの頃の思い出がよみがえり、この数十年の間に
汚れてしまった心が純真無垢だったあの頃に
一瞬戻ったような気がしました。

                父ちゃん
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おべんとう

2006年05月16日 22時50分47秒 | 子育て


母ちゃんです。
今日は息子のおべんとうの日。
保育園は基本的には給食なのですが、月に一度のお誕生日会は
おべんとうを持っていくことになっているのです。
先月のお誕生日会は風邪で欠席してしまったため、
今日が初めてのおべんとうの日。
母ちゃん、ちょっぴり張りきってみました。
ミッフィー&メラニーべんとうです(^^)

夕方、ニッコニコの笑顔で息子が帰宅。
うれしそうに広げて見せてくれた空っぽのおべんとう箱。
ちょっぴり感激。
そしてひとこと。
「ちょっと すくなかったねぇ~」。
「……。あ…、そうですか。今度から気をつけます」。

でも今まで小食だった息子から出たその言葉。
とってもとってもうれしかった母ちゃんでした。
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誕生日

2006年05月11日 23時34分28秒 | 子育て


母ちゃんです。
今日は娘の誕生日。1歳になりました。
生まれた日がはるか昔のことのようでもあり、
ついこの間のことのようにも感じます。
元気に1歳を迎えられたことは何よりの喜びです。
この数週間で娘はぐんとしっかりしてきて、
部屋の端から端までトコトコ歩いたり、
人にお菓子を食べさせてあげようとしたり、
お兄ちゃんの真似をしてお箸でご飯を食べようとしたり。
行動範囲も広がってきたので目が離せません。

夕食はばぁばが用意してくれた鯛の塩焼きと
母ちゃん特製の豆乳入りいちごムースでお祝いです。
ケーキは早いかなぁと思いムースにしてみたところ大好評でした。



そして食後には一升餅背負い。
この地域に伝わる1歳の誕生日のお祝い事です。
餅代わりに一升のお米を包んだ風呂敷を結びつけられて「???」の娘。
体が重くて動かない…、そして後ろにひっくり返って大泣き。
1歩どころか立ち上がることもできずに
涙と鼻水まみれになってしまいました。
元気な泣き声と家族の笑い声。
家族みんなが元気に笑顔で過ごせることが、一番の幸せ。
それと大きくなった娘と一緒に台所に立つのが母ちゃんの夢です。

母ちゃん
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風薫る森

2006年05月08日 09時47分48秒 | 里山


GWも終わりました。
毎年の事だけど、わが家は普段どおりでした。
行楽地はどこも賑わっていたようですが
この村はいつも以上に静かでゆっくりした時間が流れていました。

そんな中 久しぶりにオカリナの師匠が遊びに来てくれました。
子どもの頃から自分は歌や音楽がまったくダメでした。
なにか楽器くらいやってみたいと数年前オカリナに挑戦しました。
他人にはとても聞かせられないですが、師匠のおかげで
十数曲のレパートリーが吹けるようになりました。



裏山に上り久々にランチをしましたが、爽やかな風が吹いて
とても気持ちよかったです。
師匠は早速オカリナを取り出し数曲演奏してくれました。
森中にきれいな音色が響きわたり、うっとり聞きいってしまいました。
いつかこの森でコンサートをしたいと思っていましたが
実現できると確信しました。



みんなで作ったこの森。
季節によって色んな顔を見せてくれますが
今はまぶしいくらいの新緑に囲まれ、広場がポッカリと空いています。
ここを眺めていると次々と色々な可能性が想像されます。

                        父ちゃん
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男の料理

2006年05月02日 16時40分58秒 | 


知人から猪肉を大量にいただきました。
いつもは塩焼きか猪鍋くらいのレパートリーだったので
母ちゃんや子ども達が留守の間にちょっと料理してみました。
肉の塊にモンゴルの岩塩と胡椒、そして庭にあった
ローズマリーを擦り込んで数日冷蔵庫で寝かした後
じっくりと時間をかけてスモークしました。
七輪の上に一斗缶を載せただけの簡単な燻製機で作りました。
チップは桜、ヒッコリー、クルミ、リンゴのミックス。
火が入ると甘く香ばしい香りがたちこめてきます。
炭が完全に消えた頃には中までよく火がとおり
あめ色のうまそうなスモークイノシシの出来上がり。



これからは一年で最もビールがうまい季節!
ビールを美味しく飲むためにはいい汗をかいて
旨いものいっぱい作らなくては、、、

               父ちゃん
コメント (6)
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