母ちゃんの通勤路。
山道のどん詰まりから歩き出す。
川を渡り、棚田の石垣の残る林を抜け、滝を横目にひたすら急峻急登を行く…。
苔やらキノコやら、鹿やら猪やらを愛でつつ、約20分でわさび田に到着です🍀
電波も通じない山奥は絶え間なく川のせせらぎが響き、神々しい空気に包まれている。
日常の雑念も川に洗い流され、過酷労働も何故か心地よく感じてしまう不思議な場所です…。
山の途中にある碑。
その昔、その地を開墾した佐々木徳次郎翁さんについて書かれている。
明治39年より開墾をはじめ、44年にやり遂げたことを書き遺している。
そしてその昔、山はわさび田と棚田と炭焼き場が広がり、桃源郷の様な場だったという。
その熱い思いにグッときます…。
母ちゃん