9/21、静岡県浜松市付近に上陸し日本列島を縦断した台風15号は、
各地に大きな被害をもたらしました。
わが家の周辺では、奥の集落やわさび田へつづく市道で土砂崩れが発生。
山の中腹から長さ30メートルにかけて崖が崩れる大規模なもので、
大量の土砂と倒木により道路が寸断されました。
土砂崩れの威力は凄まじく、電柱はなぎ倒されて根元はグニャリ、先もポッキリと折れた状態。
奥の集落は一時、孤立状態となりました。
周りの状況を見ていると、わさび田が気になって仕方がありません。
土砂に埋まっているのでは…、
倒木でつぶされているのでは…、と気が気ではありません。
台風の翌日、朝一番にわさび田の見廻りへ向かいました。
と言っても、わさび田へ続く道は土砂に埋まっています。
荷物を背負い、土砂の山を乗り越え、歩いてわさび田に向かいます。
通常は家よりわさび田までは車で10分弱。
見廻りも何事もなければ1~2時間で終えられるところですが、
歩きでは山に着くまでに約1時間。
行く先々で倒木や土砂崩れの処理に終われ、丸々1日を費やす事となりました。
しかし倒木や多少の土砂崩れはあったものの、
わさび田自体が流されるような大きな被害がなかったことは幸いでした。
また、道路の方も翌日の夕方には何とか車が通れるようになり、
電気もじきに復旧する予定です。
翌日は打って変わって台風一過の秋晴れ。
前日の嵐が嘘のように晴れわたっています。
今年は東日本大震災に始まり、
先日の台風12号、今回の16号と大きな災害が続きます。
日本各地の方々が一日も早く、平穏な暮らしが送れます様にと思わずにいられません。
母ちゃん
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