以前よりずっとやってみたかった伊豆半島の海岸の砂の研究。
子どもたちの学校再開前に、決行してみました!
「密」を避けるため、車で移動。
人混みは避け余計なところは寄らないと決め、日の出と共に出発!
わが家からまず河津の縄地へ抜けて、白浜大浜を皮切りに南伊豆へ南下。
松崎、西伊豆、土肥、大瀬と西海岸を周り、亀石峠を越えて東海岸へ。
伊東、東伊豆町、河津と再び南下する半島ぐるり一周!
事前に地図を広げてチェックした砂浜から、
ほんの一掴みの砂をいただき、ひたすら車を走らせる…。
途中、人が誰もいなかったので、松崎の烏帽子山に登ってダイナミックな景色を楽しんだり、
これまた人が少なかったので、戸田の御浜岬の絶景の海を散歩したり…。
伊豆半島の海岸線の景色は本当にドラマティック!
荒々しい柱状節理(ちゅうじょうせつり)や美しい砂嘴(さし)を目にして、
正に地球の鼓動を感じられる自然現象、風景に圧倒されっぱなしでした。
メインの砂の研究は23箇所から採集。
色も質感も違う興味深い結果に。
ここから地形や川や潮の流れ、太古の火山活動などと結びつけて読み解いていけることを、
以前「ジオリア」で教えていただきました。
「砂」から何万年前もの地球の動き、伊豆半島の成り立ちを見る。
人間の営みとはスケールの違うドラマが広がっている…。
買い物やレジャーはなく、ひたすら車を走らせ砂を採取する1日。
同行した子どもたち、さぞや疲れて酷評かと思いきや
「全然違うこと分かって、面白かった! 俺の住んでる所、さいっこうに良いところだって分かったよ!」
との次男の言葉。兄姉も満足げな表情で…涙ものでした。
コロナ禍がくれた、密な家族時間。
忘れがたい「半島一筆ドライブ」となりました。
母ちゃん
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