おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

釣行と皆既月食

2014年10月14日 07時16分59秒 | 旅行
先週の木曜日、久しぶりに天草へ釣りに行った。

前日に思いついて、「今年も春に一度釣りに行ったが、もう10月恐らく寒くなってくるので投げ専門では厳しい。今年最後になるかな・・・」と意を決した。

しっかり準備して、妻が実家に介護で泊まりにいっているので、夜は一人。翌朝は4時に起きて朝飯の弁当を作った。

妻が作り置きしている惣菜をタッパーにつめ、お握りを作った。

まずラップを拡げ、それにジャーの飯を平に敷き、真ん中に醤油をかけたオカカ(鰹節)を置き、丸めて握る。尖り握りにしたかったがどうもうまい具合にいかないまあ自分で食べる分形はどうでもいいー

大き目のお握りを2個。昨日畑で千切ったなすびとキュウリを塩揉みしてカボスをふり掛け水気を切っておかず入れの端に入れる。

飲み水もペットボトルに用意して、いざ出発。

まだ真っ暗、こんな時間にまず出かけることはないので静に、近所を起こさないように気を使いながら出発。

夜は6時を充分に過ぎた辺りで明るくなった。昨日のまん丸お月様が中天に上がっている。お天道様との入れ替わりだ。

昨日の天体ショウ見事だった。天気がよく、地球の影に隠れて行くのが何の障りなく見ることができた。」

完全に消えた後の不思議な形と色・・・


これはテレビの画面を写した。

実際は携帯で撮るとこんな具合。



さて目的地に到着。場所は鳩の釜の手前の秘密の場所。

ところがすでに先客が2組3人もいた。

挨拶して割り込む。といっても広いので投げで迷惑をかける心配はない。

ここではキスからへダイやらコチに鯛、チヌ、五目釣りが楽しめる。

ところが当たりがこない

隣を見ると、ベテランらしいオッサンに当たりがあった。大きそうだ

竿を駆使して釣り上げたのを見ると大きい鯛だ。1キロ以上の大物。真鯛ではないが鯛の一種。「いいなあ

この後私の竿にもやっと当たりがー

上げてみると300ほどの大きな河豚。これが立て続けに2匹。以降音沙汰なし

右の若者もチヌの800gほどの奴を仕留めた。「やるなお主

さてこの日は大潮で高潮注意報が出ていた。投げには適さないのかもしれない。

場所替えだ。

これも秘密の場所へ。



柳港というところだが潰れたホテル横の空き地。誰もいない

すぐに当たりが来た

ぼちぼち釣果を得て、お昼にチャンポンを食べて帰宅。

疲れた

台風の落し物

2014年10月13日 07時29分01秒 | 日記
また台風が接近している

あと数時間後にどうも鹿児島に上陸しそうだ

我が家も昨日万全の安全対策を講じた

畑、庭、家はモノが飛ばないように片付けたし、飛びそうなものには重しを!

そして窓という窓にはシャッターを!

風が南西方向からやってくるのでこの前の台風と同じ。五岳に向かって右側方向から吹いて来る。

お隣の商社の別荘との境=のり面に大きな杉が10本ばかり植わっている。これが大きくなり過ぎている。

枝落としとかしないので、風が吹くと置き土産がある。

それが杉の葉。

これが我が家の庭に飛来するので後片付けがたいへん杉は棘があるので柴に落ちたものを掃こうとしても棘で引っ掛かって取れない結局手で拾うしかない。

この前の18号の時の状況がこうだ













さあこの強い風の落し物、明日になるだろうが一仕事だ。

アイスフィギアも体操も採点競技の限界

2014年10月12日 07時37分16秒 | スポーツ
天草の海

昨晩は体操の個人種目別が行われた。

高校生の白井の清清しい態度演技は銀だったにも関わらずいい印象が残った。上に中国が来なかったことで溜飲を下げたのだろうと思う。

さて男子団体だ。

あまり世の中問題にしなかったようで、体操の派遣役員団の方からも異議申し立てをしていないようだが、どうしても納得いかない!私だけ?

最後の内村の演技が最高に良かっただけにその差を広げてこれで勝ったと日本人だったらだれでも思ったに違いない。

ところが中国の最終演技者が確かに良かった。体の線がきれいに収まって15.9?という思いがけない高得点で逆転。

僅か0.1差。

内村のコメントが悔しさを滲ませていた。差は「アウェイであることの差だけ」。

加藤は顔に憤懣を漲らせていた。

こんなことってありー?

そういえば冬季オリンピックの浅田真央のフリー演技。完璧だったのだが、それでもキムヨナにもソトニコワにも及ばなかった。

これも納得イカナイ

やはり人間が人間を審査するのは難しいことだし、どうしても競技以外の条件が混ざりこんでくる。特に相手がゴリ押し大国では圧力に影響されるのだろう。

やっている選手に同情する。日本は団体も個人もトップ間違いなかった。

胸を張って帰って来いよ

高野長英と江藤新平

2014年10月11日 07時29分54秒 | 読書


今童門冬二の『小説 海舟独言』を読み始めた。

なかなか面白い。海舟は久しぶり。

先日、古文書講座で江戸期藩内では寸志御家人という存在があったことを学んだ。要するに金を出して御家人=侍の身分を買うことだ。

終わってから余計なことを言ってしまった。「勝海舟だって元々は曽祖父が盲目で検校の地位まで昇りつめて金で得た御家人を飛び越して『旗本』まで身分を得た存在でしょう。幕末になると身分制度はかなり揺らいでいたのではないでしょうか?」

講師は黙って聞いた。

しかし、帰って私の発言が気になって仕方なかった。自分の発言に記憶違いのマチガイがあるのでは?

このことがあって手元に置いていた先の本を読み始めたのだ。

やはりマチガイだった。曽祖父ではなく、海舟の祖父であること。そして一挙に旗本の身分を得たのではなくやはり御家人身分を買っていること。あーあ、確かな記憶力が身に備わっていたらなあ・・・

さてこの中に出てくる佐賀藩の江藤新平の記述については認識が変わった。
怜悧で頭はすごくいいのだが冷たい性格・・・

新政府軍が江戸に侵攻するとき、彼は先ず江戸市民の生活実態について詳細な調査を行い、その上で改革案を作っていたのだ。海舟は幕府の高官として上から江戸中を鳥瞰していたのに、佐賀人である江藤は短期日に江戸市民の生活の窮迫の実態を掴み、対策を具体的に考えていたというのだ。これはやはり凄いことだ。

江藤をもう一度読んでみよう。

そして読み終えた「高野長英」も面白かった。

蛮社の獄で捉えられた後その牢に火を放って解き放ちがあった後に所定の期日の戻らずにそのまま6年間逃亡生活をしていた。その間の出来事を書いた小説だったが、何といっても当代一流蘭学者特に医学的知識は抜群の人物であった。
それだけではなくかれの頭脳には封建の世特に鎖国を続けている幕政への批判と構造改革理論がきっちり構築されていたことはすごい。

一時期、長英に没頭したことがあるのだがもう一度読み直そう!

窓の外では強風が吹き荒れ始めた。台風19号が進路を変え、九州上陸を虎視眈々と狙っているようだ。昨日、その対策は終えたのだが今日もう一度見直そう。

危ないぞ!!油断大敵だ


災害列島ニッポン

2014年10月07日 07時10分53秒 | 社会


東アジアの端っこに鎮座する日本列島。

37万平方キロにしか過ぎない面積でしかも山地が70%以上を占める。

ここに1億2千万人が住んでいる。

少ない平地面積にこれだけの人口を養うとすれば当然食料や産業のエネルギー資源の確保が大きな問題となる。

これが所為でこれまで歴史的に嫌な体験(戦争)をしてきた。世界との外交断絶の時、日本はまさに孤立列島となる。

さて山国日本の別の問題もある。

この国が火山列島でもあること。

現在の活火山の数が110。

我が家が阿蘇のカルデラの中にあるので、火山とはのっぴきならぬ関係。

昨日ウォーキングしていて中岳を見るといつもより白い噴煙が多く棚引いていた。最近では危険度を示す噴火警戒レベルが2に引きあがった。

桜島も相変わらずだし、大きな被害を出した普賢岳も霧島も近い位置にある。

今回の大惨事は噴火の予測ができなかったことで登山客の多くの命が奪われた。まだ不明者が多数あるという。
ご冥福を祈るばかりだ。

この大きな痛みから教訓を学ばねばならない。

火山に登るなら「もし」という場合の事態を考え装備、コース(避難場所の確認など)の選定が必要だろう。

行政は安全シェルターの設置。阿蘇の場合以前の噴火の教訓から分厚いシェルターが火口周辺に幾つも設置してある。しかし、噴火には毒ガスが伴うのでその対策も必要だ。

特に今回は噴石で体を負傷して動けなくなってそのまま・・・というケースが多かったようだ。

この時に緊急対策としてザックの使用方法の解説も必要。

「君子危うきに近寄らず」

登山の山の選定はやはり活火山を外した方が賢明ではないか。