2016年6月11日 赤芝ダム
赤芝ダムは山形県西置賜郡小国町玉川の一級河川荒川本流にある赤芝水力発電(株)が管理する発電目的の重力式コンクリートダムです。
1954年(昭和29年)に東芝セラミックスの前身である電気金融(株)(のちの東芝電興業)によって同社小国製造所の精錬向け自家発電施設として建設されました。
2007年(平成19年)に東芝セラミックスが外資に買収されたのち、2010年(平成22年)に発電部門が赤芝水力発電として独立、現在はクリーンエネルギー事業を手掛けるリニューアブルジャパン(株)の傘下となっています。
赤芝発電所で最大5200キロワットのダム式発電を、1999年(平成11年)に増設された第2赤芝発電所で最大6000キロワットのダム水路式発電を行っています。
日本海東北自動車道の荒川胎内インターチェンジから関川に沿って国道113号を東に向かい、新潟から山形県に入ったすぐ先に赤芝ダムがあります。
上流から。
左は国道113号線のスノーシェッドです。
ダムへの道路は入り口で立ち入り禁止です。
ダムに隣接したて赤芝発電所。
国道から見下ろしますが、肝心のダムはうまく見ることができません。
さらに下流から
同じ場所からズームアップしますがこれが限界です。
ゲートや導流面を見ることはできませんでした。
よく見えないことは事前の予習で分かっていましたが、やはり見えそうで見えないのは少し残念です。
(追記)
赤芝ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
0423 赤芝ダム(0442)
山形県西置賜郡小国町玉川
荒川水系荒川
P
G
31.8メートル
57.3メートル
2078千㎥/1632千㎥
赤芝水力発電(株)
1954年
◎治水協定が締結されたダム
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