2016年2月11日 寒川取水堰
寒川取水堰は相模川河口から7キロ地点の左岸高座郡寒川町、右岸平塚市にある神奈川県企業庁が管理する取水堰で、相模川高度利用事業により城山ダムで放流された水の取水設備として1971年(昭和46年)に完成しました。
ここで取水された水は寒川浄水場及び小雀浄水場を経て、横浜市、横須賀市及び神奈川県内広域水道企業団へと給水されています。
寒川取水堰からの給水系統図(神奈川県広域水道企業団HPより)
寒川取水堰のすぐ南に掛かる県道44号線神川橋から取水堰を見下ろすことができます。
左岸に4門のローラーゲート、中央に魚道があり右岸は全面越流式堰堤となっています。
左岸に浄水場への取水口があります。
バラエティに富んだ魚道。
取水堰に近接して見学しようと思いましたがフェンスに阻まれ叶わず。
ダムカードが配布されている水道博物館です。
寒川浄水場に隣接しており、旧送水ポンプ場の建物をそのまま博物館として利用しています。
3077 寒川取水堰(0228)
左岸 神奈川県高座郡寒川町宮山
右岸 神奈川県平塚市田村
相模川水系相模川
WI
MB
6メートル
270メートル
千㎥/千㎥
神奈川県企業庁
1971年
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