2015年12月30日 室生ダム
室生ダムは水資源機構が管理する木津川上流ダム群のひとつで、奈良県宇陀市の木津川支流宇陀川に1973年(昭和48年)に建設された重力式コンクリートダムです。
木津川総管で管理する他の4ダムと連携して木津川流域の洪水調節を行うほか、宇陀川の流量安定と既得用水の安定化、そして奈良県北部40万人分の上水道を賄っています。
上水道については、ダム湖上流部の取水設備から『初瀬水路』という導水路を通じで大和川へ放流し、下流で上水道分が取水されます。
桜井市街から国道165号線を東進、室生で室生ダムの標識に従って右折するとダム左岸の管理事務所に到着します。
左岸からダム上流面。
木津川5ダムの中では小規模なダムとなっています。
天端は車道で車両通行可能。
ラジアルゲート
導流部の苔の緑とゲートの赤のコントラストがいい。
減勢工。
右岸下流から。
下流から
赤のラジアルゲートが映えます。
ゲートをズームアップ。
通常カードと特製カード。
木津川5ダム完了でもらえた木津川総管カードと初瀬水路カード。
木津川総合管理所管内5ダムと総管カード、初瀬水路カード
これをもらうために年末二日かけて5ダムを2度訪問することになったわけで・・・
初瀬水路カードをもらったので、ダム湖上流の初瀬水路取水設備も見学します。
ここから奈良県北部40万人分の上水道が取水されます。
(追記)
室生ダムには洪水調節容量が配分されていますが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行うための予備放流容量が配分されました。
1568 室生ダム (0162)
奈良県宇陀市室生大野
淀川水系宇陀川
FNW
G
63.5メートル
175メートル
16900千㎥/14300千㎥
水資源機構
1973年
◎治水協定が締結されたダム
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