2018年3月27日 須賀川ダム
須賀川ダムは愛媛県宇和島市柿原の須賀川本流中流部にある愛媛県土木部が管理する多目的重力式コンクリートダムです。
建設省(現国交省)の補助を受けて建設された補助多目的ダムで、須賀川の洪水調節、安定した河川流量の維持と既得取水権への補給補給、宇和島市への上水道の供給を目的として1975年(昭和50年)に竣工しました。
宇和島市中心部から国道320号線を東に進むとすぐに須賀川ダムに到着します。
下流から
クレストにラジアルゲート2門、コンジットに高圧ラジアルゲート1門を装備したいかにも昭和40年代着工の県営ダムといった風です。
須賀川沿いの桜はちょうど満開を迎えていました。
ダム下への接近はここが限度。
ダム湖畔が公演のため天端は車両が通行できます。
下流面。
導流部と減勢工。
ダムは宇和島市街そばにあり、文字通り『宇和島の守り神』です。
ダム湖右岸は公園になっており湖畔の桜は満開。
ダム湖(若山湖)は総貯水容量305万立米。
周辺の山桜も満開です。
左岸を国道が通り、ダムサイトに管理事務所と艇庫、インクラインが並びます。
上流面
クレストゲートの間にコンジットの予備ゲートがあります。
追記
須賀川ダムには150万立米の洪水調節容量が設定されていますが、治水協定により豪雨災害が予想される場合には事前放流によりさらに22万立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
2268 須賀川ダム(1323)
愛媛県宇和島市柿原
須賀川水系須賀川
FNW
G
40.2メートル
159.5メートル
3050千㎥/2930千㎥
愛媛県土木部
1975年
◎治水協定が締結されたダム
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