ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

日指ダム

2017-06-23 15:02:59 | 大分県
2017年6月16日 日指ダム
 
日指ダムは左岸が大分県宇佐市安心院町古川、右岸が大分県杵築市山香町日指にある灌漑目的のアースフィルダムです。農林省(現農水省)の駅館川総合開発事業により1971年(昭和46年)に竣工し、1969年(昭和44年)に竣工していた日出生ダムともども駅館川土地改良連合が管理を行っています。
ダム周辺は『大分農業文化公園』として整備され物産館や直販所、キャンプ場やコテージ、遊具場などのアウトドア施設などが整備され農業をテーマにした総合公園となっています。
公園西を走る東九州自動車道に『大分農業文化公園IC』が設置されておりアプローチは簡単です。
 
まずは下流面を見えるところを探しますが、これが精いっぱい。
 
今回は東ゲート(杵築市側)から公園に入場します。
入場料は無料です。
公園の案内板。かなり大規模な公園で観光シーズンには多数の来園者があるようです。
 
遊具が並びます。
 
右岸の斜樋。
 
上流面
釣りをしている人がいますが、管理所の許可を得れば問題ないそうです。
 
右岸の洪水吐。
 
下流面
秋に刈り払われるようですが、季節柄草が伸びつつあります。
 
天端は車道ですが関係者以外公園への車両での進入はできません。
この日は平日ということで走っていませんでしたが土日は公園を周回するトラムカーが運行されるようです。
 
総貯水容量800万立米と灌漑用ダムとしてはかなり大規模な貯水池です
貯水池の先に由布岳と鶴見岳が見えます。
 
左岸には物産館や交流館などがあります。
 
2764 日指ダム(1029)
左岸 大分県宇佐市安心院町古川
右岸 大分県杵築市山香町日指
駅館川水系山蔵川
40メートル
263メートル
4800㎥/4510㎥
駅館川土地改良区連合 
1971年


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