2017年10月7日 小玉第二発電所取水ダム
小玉第二発電所取水ダムは福島県いわき市三和町下永井の夏井川水系小玉川上流部にある東北電力の発電目的の重力式コンクリートダムです。
1935年(昭和10年)に平電力によって建設されますが1942年(昭和17年)の配電統制令により東北配電により接収、1951年(昭和26年)の電気事業再編政令により東北電力が事業継承しています。
ここで取水された水は約1600メートルの導水路を経て小玉川第二発電所に送られ最大2920キロワットのダム水路式発電を行っています。
なお堤高が8メートル強と河川法のダムの要件を満たしていないためダム便覧には掲載されていません。
磐越道いわき三和インターから県道66号を北上、明神橋を左折して小玉川沿いに隘路を下ると小玉第二発電所取水ダムに到着します。
堤高8メートル強ながらラジアルゲート2門を備えた立派なダムです。
立ち入り制限のため下流から対峙できないのが残念。
天端も立ち入り禁止。
上流から
手前に取水口があります。
ダム湖
ウィキペディアによれば総貯水容量は440万7000立米
かなり堆砂が進んでおり有効貯水容量は半分もないような・・・。
小玉第二発電所もなかなか趣のある建屋でしたが写真を撮り忘れる大チョンボ!
小玉第二発電所取水ダム
福島県いわき市三和町下永井
夏井川水系小玉川
P
G
8.03メートル
86メートル
東北電力
1935年
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