年に一度の新春互礼会
多数の方々の参加で盛況でした
不参加の方もありますが、年頭の挨拶が出来
有意義な時を過ごせました
渋谷事務局長はじめ、スタッフの皆様、ご苦労様でした
誠に有難うございました
合掌
結論から言えば、敗者を前提とした勝者製造システムが「A群、B群」である。
同質集団の機能UPの為には、優れたシステムである。
しかし、人為的なグループ分けであるため、心理的なシコリが教員、生徒双方に残ることがある。
たた、A群、B群は人為的なシステムであるため、必ずしもそのまま生徒の学力、人間性が現れているわけではない。
学習面のみで分類されるクラス分けであるので、評価は一面的なものである。
それぞれの群での特徴は、アールラウンドに何でも器用にこなすA群と、特定分野に強いスペシャリストのB群といえそうだ。
最近の傾向として、東大、国公立の医学部を目指す生徒が多い理系A群。例年4月当初のアンケートで、名大医学部を希望する生徒がクラスの半数を超えるクラスもある。
国公立医学部日本一位を続ける東海高校。
昨年度と今年度で合格者数は大きく変化していないが、その合格校の内容が大きく変化していることに気づいている人は少ない。その背景に、徹底した「進路指導がなされた」ことは想像にかたくない。
東海中学、東海高校における、三綱領。
・明照殿を敬い信念あるひととなりましょう。
・勤倹誠実の校風を尊重して良い個性を養いましょう。
・平和日本の有用な社会人となりましょう。
現在は、朝礼時に全員で三綱領を唱えることはない。
また、三綱領が記された額が各教室前方中央の黒板上に掲示されることは無い。
一方
東海学園高校における、三綱領。
・知性高く愛情深く信念あるひととなりましょう。
・勤倹誠実の校風を尊重して良い個性を養いましょう。
・平和日本の有用な社会人となりましょう。
現在も、朝礼時に全員で三綱領を唱えている。
級長の号令の下、「法輪等に向かって、拝礼。」
「三綱領、一つ、知性高く・・・・・」と全員で三綱領を高唱します。
車道の男子校ではすでに廃れた在りし日の伝統が、平針の旧女子高(現在学園高校)に受け継がれて、現在に繋がっているのです。
車道にあっても、三綱領の唱和から朝の会を始める伝統が復活しても良いのではないでしょうか。その場合は「明照殿に向かって、拝礼。三綱領。一つ、明照殿を敬い・・・」といった展開になります。
車道での「三綱領」復活を節に願う次第です。
戦後、昭和24年から36年まで東海高校の校長を務めた。(校長在位では、最長期間を達成)
東京帝国大学文学部哲学科卒業。戦後、東海高校奉職。平針の東海第二高等学校(開学の6月に、東海女子高等学校に解明)初代校長。併設の東海女子短期大学の教養講座を担当。林霊法氏の蔵書は、現在東海学園大学図書館に寄贈されている。
京都百万遍、知恩寺御法主。
現在の進学校の礎を築いたのは、この林校長である。ご年配のOBからは、霊法先生のお名前はよく拝聴する。なお、現在の林道隆校長とおなじ姓であるが、直接のご関係は無いとのこと。これは、道隆先生の父君、蹟聞(セキモン)元東海高校校長からお聞きする。
現在、校門入ってすぐにブロンズ像を目にする。あれは、東海の中興の祖といわれる、椎尾辮匡先生である。確かに、椎尾先生の功績は大きい。しかし、進学校として、目覚しい実績を達成したのは、林霊法先生をおいて、他には考えられない。東海中高の敷地内のいづれかに、林霊法先生のご遺徳をしのべるような、モニュメントが欲しい。
次回サタプロでは是非、林霊法先生特集を組んで欲しいと思います。
(本稿は、後に冊子として刊行予定です。)