MLB=大谷の「50─50」達成試合、史上初の記録づくし
MLB=大谷の「50─50」達成試合、史上初の記録づくし
MLBドジャースの大谷翔平選手は19日のマーリンズ戦でメジャーリーグ史上初の「50本塁打、50盗塁」という大記録を達成したが、ほかにも史上初となる記録を複数成し遂げていた。
[20日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手は19日のマーリンズ戦でメジャーリーグ史上初の「50本塁打、50盗塁」という大記録を達成したが、ほかにも史上初となる記録を複数成し遂げていた。
大谷は同試合の一回に三盗、二回に二盗をそれぞれ決め、今季の盗塁数を51に伸ばした。また、六回の第4打席でライトスタンドに49号2ラン、続く七回にレフトスタンドへ50号2ランを放つと、九回にも51号3ランをライトスタンドに運び、6打数6安打10打点2盗塁と圧倒的な存在感を示した。
MLB公式ウェブサイトによると、1試合に3本塁打と複数盗塁成功を同時に達成するのは史上初。5安打以上放ち、複数本塁打、複数盗塁が記録されたのも2リーグ制となった1901年以降では初めて、さらに1試合で5本以上の長打(大谷は3本塁打、2二塁打)と複数盗塁を決めたのも大谷が最初となった。
加えて、1試合で10打点、6安打、5長打、3本塁打、2盗塁を全て達成した選手は、打点が公式記録となった1920年以降で大谷が唯一。
また、ドジャースは同試合で20─4と大勝し、12年連続のプレーオフ進出を決めたが、大谷にとってはエンゼルス時代から出場866試合での悲願達成で、この記録はポストシーズンに出たことがない現役選手で最長だった。
大谷選手の破格の活躍を伝えるロイター。