小島教育研究所

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センター試験、英語問題の解法手順はこうする。(その善し悪しが得点を大きく左右)

2016-01-14 | センター試験
 人が言葉を獲得する過程は、まさに言語獲得過程だ。母国語以外も年齢による違いはあるが、基本的に単語を覚える。1文を作成する。文節から文へ。そして文がまとまって段落が出来、段落がまとまって章が出来る。この順に学習過程は進んだはずだ。
 センター試験も見事に言語過程をトレースしていることにお気づきか?

1.発音問題(アクセント)
2.語彙問題(熟語、構文)
3.会話問題
4.図形、ビジュアル問題
5.小説、評論問題

問題形式は、空所補充、文章の並べ替え、段落の並べ替え、内容の正誤問題、内容一致問題。

これは国語でもそうだが、『内容一致問題とは、同意語、同意表現を使った書き換え問題である。』という認識が何よりも大切だ。

有名な例を挙げよう。

「単語を書き換えての同意表現」

  「我慢する」:bear,endure,stand,put up with のどれかを使った同意表現。

「構文を使った同意表現」
  富士山は日本一高い山だ。
(1)Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. (最上級)
(2)No other mountain is higher than Mt. Fuji in Japan.(比較級)
 (格を変えた同意表現の例)
 
「論理を使った同意表現」
  二重否定は強い肯定文である。(これも同意表現)

他にも様々な同意表現技法があるが、英語ではこれをレトリック(修辞技法)という。同一表現を嫌うので、同意表現を常に心がけるのが英語圏に人々の習性なのです。

センター試験の長文英語問題では、段落と問題の配列が前からきれいに対応している事実を最大限使え。

国語でも英語でも問題文の前に設問を読んで置くことが大切です。英語のヒアリングでは、問題のリード文を素早く読む癖を付けることが大切です。今後TOEFL、TOEICなどを受験する際も、リード文の先読みテクニックは使えます。

さて、効率を考えたら、センター英語のアクセント問題を集中的に攻撃してください。目指せ満点(アクセント)。

最後に、高速英文読解テクニックを一つ紹介します。

ある程度長めの文章を読む場合、一文の中で「~ed」、「~ing」という部分があった、動作の主体が誰かを考え、部分部分で前から訳出せよ。大方が後置の形容詞句なので、それを意識して下さい。

以上を実践いただければ、貴方のセンターの得点は驚異的に伸びます。

貴方の幸運を願います。

では、また。












  

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センター試験、直前対策(数学1A)まだ間に合う。

2016-01-14 | センター試験
 円に内接する4角形関連問題。

 過去においても、よく取り上げられたテーマだ。
3辺の長さと1つの角が与えられているとき、対角線の1本の長さを求めさせる。四角形の他の1辺の長さを求めさせ、最後に内接四角形の面積を求めさせる問題が良く出題されている。
 内接四角形の4辺の長さが分かるとき、その面積はブラーマグプタの公式から一気に分かる。三角形の3辺の長さからその面積を出すには、ヘロンの公式だが、ブラーマグプタの公式を覚えておけば、ヘロンの公式は自明な公式となる。

角の2等分線の性質も押さえておこう。(センター頻出です。)












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センター試験の直前対策を行っている貴方へ。最後の1分1秒まで粘り通せ。物理、化学。

2016-01-14 | センター試験
 受験生にとって、学習の成果が試されるのが試験だ。現役生、浪人生ともに1年間の学習結果が試されるときが来た。
試験に際して、
 1.深呼吸するな。逆に、息を吐くことに意識を向け、「フーッ」と一定の勢いで息を吐け。これを2,3度繰り返せ。
 2.今日を入れて直前の3日間は、今までのセンタータイプの模試、実力試験を復習することも、落ち着くことが出来る。
   出来なかったところの手当は大丈夫か?英語、数学、国語、理科、社会と気になる科目、単元を中心に過去に受けて試験の復習
   をしよう。
 3.物理、化学は主要な実験を再確認しよう。実験の目的、手順、結果と一通り見直しを行おう。
   化学は、無機、有機ともに、代表的な化学反応を見ておこう。炎色反応については大丈夫ですか?
   また、アンモニアソーダ法など系統的な反応を段階を追って検証してください。有機化学もベンゼンを初めてとして、生成物を
   系統的に整理しよう。

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