2,3年前と比較すると、問題のレベルが全体的にやや上昇したように思います。極端に易しい問題は影をひそめ、標準以上の問題が多い。実力が図りやすい問題となっており、今後は、6,7題あたりが予選突破レベルといえます。この傾向は今後も続くでしょう。
今年の第55回世界大会(7月南アフリカ共和国開催)日本代表の6人はすでに発表となっています。その中の一人、山本悠時君(東海高校3年)は、日本数学コンクールの常連であり、昨年度は大賞を受賞しています。一昨年は論文小で金賞を受賞し、論文賞において東海高校6年連続金賞の立役者でした。実力を遺憾なく発揮し、金メダルを獲得できることを祈っております。