第2期GIGAスクール構想において、いくつか変わった点があります。
* 端末の更新・入れ替え: 第1期では端末の整備が中心でしたが、第2期では老朽化した端末の更新・入れ替えが主な目的となります。
* クラウドの活用: 第2期では、クラウドサービスの活用をさらに推進し、教育データの利活用や校務の効率化を図ります。
* 校務支援システムの標準化: 校務支援システムの標準化を進め、学校間の連携やデータ共有を促進します。
* デジタル教科書の普及: デジタル教科書の普及を加速させ、多様な学習ニーズに対応できる環境を整備します。
各自治体単位での機材購入については、第2期GIGAスクール構想においても、国からの具体的な共同購入の指示は出ていません。
しかし、各自治体での調達に加え、都道府県単位での広域共同調達を推進する方針が示されています。これは、各自治体が個別に調達するよりも、まとまって調達することで、コスト削減や効率的な整備につながることが期待されているためです。
したがって、国からの直接的な共同購入の指示はないものの、広域共同調達を推進する方針があることから、各自治体がまとまって機材を購入する動きは今後さらに活発化していく可能性があります。