小島教育研究所

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21世紀は大丈夫か?思わぬ落とし穴が潜んでいることを忘れぬこと。

2013-01-09 | 日記
昨年、中央自動車道、笹子トンネルで発生した、つり天井崩落事故はまだ記憶に新しい。事故から来る教訓は色々ある。やはり同種の事故を最も警戒すべきことは当然だ。今から30,40年前の高度成長時代の建造物も時代を経て老朽化してきたのだろう。
しかし、建物ばかりか、いたるところ老朽化は忍び寄っている。目に見えぬが、社会システムそのもののインフラにも注意を向ける必要がある。例えば社会に広く普及浸透しているコンピュータシステム。これなどは、団塊の世代が中心となって作り上げてきたものだ。ハードの老朽化にあわせてシステムも改変する必要がある。しかし開発系では深刻な人材不足が発生していることは、余りに知られていない。経産省はずっと以前からこの点に警鐘を鳴らしている。その警鐘が単なる危惧であれば良いのだが、システム自体が破綻した場合、取り返しのきかぬことが生じることは十分にありえる。この方面の人材育成を真剣に考える時期だと思う。新しき雇用を創設することにもなる。関係各位の熟慮を期待したい。
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