小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

二人のイツァークにつて。カッツネルソンとパールマン。

2012-10-23 | 日記
 イツァーク・カッツネルソンは調和解析を専門とする数学者。一方イツァーク・パールマンはヴァイオリン奏者。お二人ともユダヤ系で、現在アメリカ合衆国にお住まいです。
 カッツネルソンは現在はスタンフォード大学教授。パールマンはヴァイオリン奏者として、当代きっての名演奏家です。
お二人のおかげで、数学も音楽も十分楽しませ頂きました。
 カッツネルソン著「An introduction to harmonic analysis]は名著です。
 パールマン演奏のBach無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータは必聞の価値あり。豊かな音量でまるでヴァイオリンが唸っているようです。特に、シャコンヌが中でもお勧めです。youtubeでお楽しみください。


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パリーグ勝者、日本ハム栗山監督について。

2012-10-22 | 日記
栗山監督と言えば、元ヤクルトの選手であり、現役引退後は野球解説でお馴染みのかたも多い。ダルビッシュ君の抜けた穴を何とか繕い、パリーグ優勝にまでこぎつけた手腕はたいしたものです。限られた資源をもとに、最大限の効果を挙げるには並外れた、分析力とそしてまた教育力が必要です。栗山監督はその両方をお持ちだと思います。
ご出身大学は東京学芸大学であり、しかも教員免許をお持ちです。大学卒牛後にプロ野球に入られましたが、もともと教員志望であったと言います。人を育てるすべをすでに大学時代に学ばれていたのです。熱い心をうちに秘め、クールな参謀としてチームをここまで引っ張ってこられた栗山監督の手腕に、改めて脱帽いたします。
また、中日にしろ巨人にしろセリーグの勝者と真剣勝負で、日本シリーズを戦いください。監督の選手起用を大いに参考にさせていただきたいと存じます。

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セリーグCS(クライマックスシリーズ)の行方は?

2012-10-22 | 日記
昨日、中日が巨人に負けて、3勝3敗の五分となり、最終戦を本日迎えます。
見ごたえのある試合で、両軍とも真剣勝負をしています。
今日の試合も、主導権を先に握ったチームが優勝するでしょう。
明日の朝刊の見出しはどうでしょうか?今から楽しみです。

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ソフトバンクと豊臣秀吉。スプリント社買収は投資かギャンブルか。孫社長のご乱心?

2012-10-17 | コンピュータよもやま話
 ソフトバンクがアメリカ携帯電話会社のスプリント・ネクステル社を買収するという。買収総額1兆5000億円。ソフトバンクのアナウンスの翌日、株価は20%下落をするなど、一夜にして総資産から2兆円弱が消えたことになった。海外のメディアの反応もいたって冷淡で、「今回の件は、投資ではなく、ギャンブルだ。」といった評価が大半である。
そこで、思い出すのが、秀吉の朝鮮出兵である。目的は中国進出。その先鋒として朝鮮半島を手中に入れようとした秀吉の野望。しかし、冷静に考えればこれは、「秀吉の誇大妄想、あるいは老人ボケ。」だったのではなかろうか。予断ながら、秀吉の朝鮮出兵の副産物は「キムチ」である。(唐辛子が日本から朝鮮半島に伝わったのは、秀吉のこの件に端を発している。)では、今回のソフトバンクが後年残すものがあるとしたら、何だろうか?
 東北大震災の直後、「復興のために、100億円を寄付する。」とマスコミに甚だしく取り上げられたてから、1年半。報道された直後ソフトバンク本社のコメントは「会社として、100億円を拠出ないし寄付する話は何も出ていません。孫社長個人の見解であって、当社はこの件に関して直接の関与はありません。」といったものだった。
(現時点で、100億円が拠出ないし寄付されたと言う報道はなされていない。)
ソフトウェアの卸売禦から、ボーダホフォン社買収。通信事業への進出。さらに海外企業の積極的な買収。途中、社外資金調達のための社債償還費用の捻出に苦慮したりと、機関投資家、経済アナリストから不安視されたことのある、ソフトバンク。
今回受けた「孫社長は投資家ではなく、ギャンブラー」といった評価は今後のソフトバンクの経営母体に少なからぬ影響を及ぼすだろう。
 度重なる、通信障害の発生。顧客情報の漏洩事件と日本国内でも問題山積みの現在、再発防止に努める姿勢を望むユーザーは多い。安定した顧客からの収入を担保に、投資ではなく、ギャンブルに走るソフトバンク。この先に待っている未来の状況を冷静に予測し、適切に対処ことが望まれる。

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カヅラカタをご存知ですか?

2012-10-15 | 東海(中高)見聞録
 今年の東海高校の記念祭いは、あいにくの台風で、来場者も例年と比較して少なかった?恒例の「カヅラカタ」も不完全燃焼であったのか、11月に再演をするそうす。
宝塚の逆バージョンで、全ての配役を男でこなすという「カヅラカタ」。逆から読んだら「タカラヅカ」。私も当初、際物か?と警戒しましたが、なんの何の、発声練習と踊りを現役タカラジェンヌから教わった演技はたいしたものです。日ごろ見慣れた〇〇君が、とても美しい女役を演じ、歌えば鶯のよなきれいな声。この落差が「カヅラカタ」の魅力の一つかもしれない。衣装も本格的なもので、デザイン、製作その他にご父兄の絶大なる協力があっての「カヅラカタ」です。ヅカファンの女学生に聞いても、その本物志向に賛同が得られています。
さて、今年の「カヅラカタ」の出来や如何に。
時間が許せば久々に観劇できればよいと考えています。

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君知るや、「人工無能」と「ボスが来た」。楽しかった、月刊アスキーの思い出です。

2012-10-12 | コンピュータよもやま話
その昔、伝説の「月刊アスキー」の、人気付録ソフトがあった。
「人工無能」は「人工知能」のパロディーであり、コンピューターが色々な質問をしてきて、それに応えると次第に知識が増すのだが、「アホ」で「トンチンカン」な質問を連発してくるソフトだった。また「ボスが来た」は仕事用のPCで仕事中、ボスの目を盗んでゲームソフトを行いたい人のための「レジデントソフト」でした。具体的にいうと、仕事画面を予め作成しておき「画面として登録」しておきます。ゲームソフトをやっている時、不意にボスが来たとします。すかさず貴方は「Ctrl+Escキー」を押します。すると、どうでしょう。画面が「仕事画面」にすばやく切り替わってくれました。当時、画面としては「一太郎」とロータス123がもっとも好まれた画面でした。今も昔も、仕事中に他ごとをやりたくなる人は多いのだろうか。
思えば、のんびりした時代でしたね、当時は。



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伝説の会社「アスキー」の伝説。マイクロソフト日本法人立ち上げの頃。

2012-10-12 | コンピュータよもやま話
 パソコンの草創期から業界をリードしてきたパソコン総合誌「アスキー」
一時期、マイクロソフトの極東代理店として、アスキーはマイクロソフトBASIC、MS-DOSの販売権を持っていた。BASIC,DOS,WINDOWSとMSの歩みは、常にアスキーと共にあった。
事実、和彦君はアスキーの副社長でありながら、マイクロソフトの副社長も兼務した時期があった。マイクロソフトがアスキーと袂を分かち、自前の日本法人を立ち上げたとき、社長以下10名は全員アスキーの社員だった。初代社長となったのは、古川氏だっや。記憶に間違いがなければ、NECのパソコンのキーボードにテンキーを付けさせたのは、若き日の古川氏だった。(これは、世界初のことだった。)

よちよち歩きのマイクロソフトの日本法人。営業部長も若かった。当時、私はMSの製品で教室展開を考えていた。ソフトにプロテクトがかかっていると、FD(フロッピーfディスク)がいかれた場合、修理に手間取り、ロスが大きい。出来ればプロテクトを外して欲しい。そんな要望をMS日本法人に伝えた。本国のこともあり即答は得られなかった。しかし、対応は意外と早く、2週間後にはOKが出た。「本国からOKがでました。またパイロットモデルとして、PC本体分のマルチプランの使用許可を無償で提供しましょか。」といった思わぬオファーもいただいた。「ゲーツ君に宜しくお伝えください。」「分かりました。」MS日本法人がビジネス・パートナーとして認めてくれたことがとてもうれしかった。今の若い方には、ぴんと来ないと思いますが、マイクロソフト・エクセルのご先祖様に当たるソフトが、マルチプランという表計算ソフトです。

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今、SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)ソフトウェアラボで研究開発されていること。ICタグとは?

2012-10-11 | コンピュータよもやま話
ICタグとは何か、ご存知でしょうか。タグとは値札とかに使われる言葉です。
高度ネットワーク社会ではあらゆる商品に電子的なICタグが付けられる。例えば、新しく商品を購入すると、我が家のホームサーバーにその新しい商品は自動登録される。登録されるだけでなく、既存の商品群と協調を取りながら(通信をとりながら)それぞれの機能を提供する。こうした高度に発達したネットワーク社会を高機能分散社会ということがあります。我々の感知しないところで、身の回りにある商品群が高機機能に連携してサービスを提供してくれる分けです。例えば、新しくトイレを買い換えると、早速新たなサービスが開始される。朝トイレで用を済ますと、自動尿検査等ががなされ、異常値があると、かかりつけの医師にその旨連絡され、必要な処方箋が送られてくる。(勿論メールで!)近くのコンビニを指定しておくと、薬はそこで入手出来るわけだ。とても便利な社会ではあるが、個人情報がいたるところで輻輳し、現在以上に個人情報保護が大切になってくる。来るべきネットワーク社会のキーワード、その一つがICタグです。その将来への可能性と限界を現在調査中なのです。慶應義塾大大学湘南藤沢キャンパスのソフトウェア・ラボが取り組んでいるプロジェクトの一つが、IICタグの開発、運用実験なのです。

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望月新一教授(京都大学数理解析研究所)  ABC理論の証明完成か(?)

2012-10-09 | 数学研究
 整数論で永らく未解決だった「ABC理論」がついに証明された(ようだ。)現時点ではあくまでも推測の域を出ていないが、これには正しいことの検証に数年かかるという事情がある。望月教授といえば、19才でプリンストン大学を卒業、22才で博士号を取得し、23才で数理解析研究所助教、28才で助教授。32歳で教授に就任。
 ここで、速報(?)をご紹介。同じく京都大学のiPS細胞で有名な山中教授がついにノベール医学賞が授与されることになった。おめでとうございます

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今どきの若者は、Linuxに馴染みがあるだろう。伝説のUnixマガジン(アスキー)の価格設定について。

2012-10-05 | コンピュータよもやま話
 マイクロソフトの副社長をしていたアスキーの西和彦氏は無類のUnix(ユニックス)ファンだった。社内業務も汎用大型機やオフコンを使用せず、ミニコン界の雄DEC(デジタルイクイップメント社)のVAXシリーズを採用していた。日本でのUnixコミュニティーがそろそろ出来つつあるとき、その裾野を広げるべく、雑誌「Unixマガジン」は創刊された。記憶ミスがなければ1984年(?)創刊だった。値段をいくらにするかの議論で、結局780円に収まったという。その根拠とされたのが、アスキーの使用機種名がVAX11/780だったことに起因したと言う。しゃれで、雑誌の値段が決まっていたとは想像も出来なかった。
南青山のアスキー本社の社長室でのこと。社員の開発スケジュールはいつでも社長室の端末で確認でき、会議その他の予定も社内メールで連絡すると言う時代を先駆ける会社であった。今日のコンピュータ文化を創造したのは、このアスキーといっても過言ではない。

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