国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

サム?

2019-01-02 | 帰省(2018〜19)



父がメッセージを添えて託した年賀状を前の晩に読み上げたのですが、その返礼としてクリスマスカードに寄せ書きをしてくれました。面白かったのは自分の名前に「さん」(SAM)を付けている人がいたこと。「さん」が何の意味か尋ねられた時に日本語の敬称と答えたのですが、説明が足りませんでした。
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慌ただしい1日

2019-01-02 | 帰省(2018〜19)
この1月2日はたいへん慌ただしい日でした。4日の予定だった追悼ミサをこの日に前倒しにしたことにより、別イベントと重なったためです。


Lindaはカットした鶏肉に下味を付けていました。醤油、それに(味醂や料理酒は手に入らないので)砂糖少々で甘味をプラス。昨年は和食パーティーを開催したものの、出来映えはイマイチで「労多くして報われず」に終わってしまったため、彼女は出発前から「今回は唐揚げ一本で行く」と宣言していました。「こちらでもフライドチキンは普通に食べるみたいだけどいいの?」と尋ねたところ、味付けが違うから大丈夫とのこと。

ただし、日本のサイズだと皆は物足りなさを感じるだろうから、という理由で各ピースは見慣れている唐揚げの2倍以上になり、中まで火を通すために調理時間もだいぶ長くなりました。(揚げてるところも撮っとくんだったな。)

付け合わせピクルスやサラダを準備しているところ。日本から持って来た鮭の瓶詰めも投入しました。

別テーブルでは姪御さんがずっと(前日から)ケーキにクリームを塗り続けていました。

午後1時過ぎに会食開始。(なぜか写真は撮っていませんでした。)お土産のお菓子(煎餅など)も含め、出した食べ物はことごとく好評。今回は成功でした。ここでひとまずお開きにして移動。乗り合いバスで向かったのは市内のカトリック教会。追悼ミサの会場です。


ところで敷地内ではハンガーストライキが行われているらしく、横断幕には「ボリビアは海を失った。EVO(モラレス大統領のファーストネーム)は辞任しなければならない」とか「民主主義を守ろう! ボリビアはNOと言った」のようにセンセーショナルなスローガンが書かれていました。憲法を変えてまで政権の座に留まろうとする大統領に向けたものですが、こうして大っぴらに批判できるというのは、まだこの国が健全であることを示していると思いました。


定刻の17時から少し遅れてミサが始まりました。進行はコパカバーナのそれとほとんど同じ。ただし直前に日を変えたためか親戚の参列者は少ないようでした。

仕事を終えて駆け付けられた長兄のIgorさん(画像中央の横顔の人)もミサ終了後にようやく合流。間に合わなかったのはこちらの責任です。すいません。なお終了後、参列者に軽食(弁当)が振る舞われましたが、そのメインは鶏手羽の煮込みでした。その甘辛い味付けが何とも絶妙! 調理されたのは次男のOrlandoさんだそうですが、日本料理としても十分通るでしょう。

家に戻ってパーティー再開です。


このケーキにタップリ時間をかけていたのでした。以下動画でどうぞ。


Lindaから「ケーキの端を少しかじれ」と言わたので顔を近づけました。(そういう風習らしいので。)私はてっきり「後頭部を押されて顔にクリームべったり」になるだろうと予想し、それならそれでしっかり笑いを取ろうと考えていたので拍子抜けでした。(そういう勿体ないことはしないんですね。)

その後は一人一人から「誕生日おめでとう」を言ってもらいました。

またLindaの一つ下の妹、Carmenさんはお札2枚をピンで付けてくれました。これもお祝いのやり方なのだとか。


最近出回り始めたという20と50ボリビアーノの新札です。紙幣の図案に野生動物が使われているのはナミビアと一緒ですね。(画像は見つからないけど南アもそうでした。)

勲章をもらったみたいなので偉そうに胸を張っています。(ここで笑いを取りました。)ところで、この御祝儀方式が採用されたある結婚式では、大勢の招待客が次々と新郎のシャツにお札を付け、場所がなくなったら全部外してまた・・・・・が何度も繰り返され、1時間も経たないうちに数千ドルが集まったそうです。それって結構おいしいかも。(シャツは穴だらけになりますが。)ただし我々日本人にとって現金を裸で渡すのは抵抗ありすぎなのでダメか。
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朝から肉2

2019-01-02 | 帰省(2018〜19)




昨年は日の出前に美しい写真が撮れましたが、今年も(時間帯こそ少し遅かったものの)なかなかに印象的なものが数枚。


Ana Maríaさんはとにかく私のために朝食を作りたかったようですが、こちらの胃腸の具合が悪いため我慢されていました。それがようやくにして。それもいきなり昨年同様の「朝から肉」でした。ただし病み上がりの体にこの肉攻撃はちょっときつい。

それでLindaが前日残ったチキンスープ(下痢時には最適のメニューとのこと)にこれまた残りご飯を投入し、さらに溶き卵を加えて雑炊を作ってくれました。これが絶品!

お陰で食が進み、めでたく完食することができました。ありがとう。
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