あちらのスーパーで買ってきた生ハムです。"JAMON"(ハモン)はもちろんハム、そして "AHUMADO" (アウマード)は "humo"(煙)の派生語ですから、要はハムの燻製ということです。薄く(厚さ1mm未満に)スライスしてあります。
昨日は大相撲中継を見ながらこれを肴にしてビールを飲んだのですが、ずっと違和感がありました。味は決して悪くないけれども妙に食べにくい。やはり燻したことで固くなっているせいかな、と考えたのですが、どうもそれだけではなさそう。しばらくして原因に思い当たりました。
画像下の方が分かりやすいですが、肉の繊維に沿って(平行に)カットされています。薄切り肉は通常こういう切り方はしませんし、私がブロック肉でトンカツやポークソテーなどを作る際にも必ず繊維に対して直角方向に包丁を入れます。はっきり確かめた訳ではないものの、これまで食べた日本、スペイン、イタリア製の生ハムも同様だったと思います。
ということで、何でわざわざこんな切り方をしているのか謎ですが、もしかすると口内の残留時間を長くして「噛めば噛むほど・・・・」になるように、という配慮なのでしょうか?