左が先日読破した本です。「リトゥーマ」というのは主人公の伍長(警官)ですが、その直前に読んだこの小説では彼が事件解決後に山岳地帯(僻地)へ転勤させられることが決まったところで終わったので、その流れで続けて取りかかることになりました。解説を含めて376ページの長編ゆえ2週間かかりました。そして右は前々から読みたかったバルガス=リョサの代表作ですが、少し前にアマゾンで状態そこそこ(可)の中古本が送込530円だったので即注文。上画像では判りにくいですが・・・・・
受け取って驚いたのはその厚さ。
このように2段組で732ページありました。1冊でこれだけのページ数という本はそうはないですね。(ロシア文学では大長編を何作も所蔵しているものの、それらは上下2巻とか上中下3巻、あるいは1〜4のように分かれています。)1ヶ月(4週間)かかるかも? それでも来年中には何とかしたいですね。ただし上には上があります。
その本、大して厚くはないのですが・・・・・・
薄い紙を使っているため、こちらの登録情報にある通り総ページ数は1348!(既読の小説も複数ありますが。)1ヶ月ぐらい休みが取れたら(それも読書三昧の毎日を過ごせるようになったら)手に取ってもいいかな、と思っています。たぶん退職するまで無理ですね(苦笑)。
おまけ(どこかに書いていたと思ったのですが、捜しても見つからなかったので)
これまで読んだ小説で最も長いものはたぶんトルストイ「戦争と平和」です。新潮文庫版(全4巻)を古本屋で買ったものの、中断したくなかったので取りかかるチャンスをジッと(「積ん読」状態で何年も)待っていました。そして博士論文審査会の翌日から4日間下宿に籠もり、それぞれ600〜700ページ台の分厚い文庫本を1日1冊ずつ読みました。以来、一度も再読していません。(なかなかそういう気にもなれないなぁ。最後はしんどかった記憶があるので。)