すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【スクランブル発進】サッカー・東アジアカップはこのメンバーとシステムで勝ち切れ

2015-08-04 07:59:28 | サッカー日本代表
宇佐美を守備から解放する新システム

 ハッキリ言おう。

 今回の東アジアカップを「新戦力の発掘」のための大会と位置づけるなら、個人的には勝敗を問うつもりはない。1人でも多くの有能な新人を使い、選手の個性と適正を存分にチェックすればいい。そして未来につなげよう。

 だが大会として勝敗にこだわるなら、北朝鮮戦の惨状を見ればもはやスクランブル発進しかない。そこでとっておきのメンバーと布陣を考えてみた。攻撃的能力の高い宇佐美と柴崎をスナイパーに特化して使い、とにかく得点を狙う新システム。以下の通りだ。

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             ◯宇佐美

     ◯武藤      ◯柴崎      ◯浅野

         ◯谷口      ◯山口

     ◯太田   ◯槙野   ◯森重   ◯遠藤

               ◯西川

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 北朝鮮戦では前線でのボールの収まりが悪く、簡単にボールを失っていた。で、そこを修正したい。宇佐美と柴崎の守備の負担を少しでも軽くし、ポゼッションを高めてとにかく点を取ってもらう。

 今回選ばれている代表メンバーの中で、いちばんシュート精度が高いのは明らかに宇佐美と武藤である。ならば宇佐美はこのさい最前線で使い、守備はコースを切るだけでいい。猛暑の中でスタミナを温存させ、ゴールを取る仕事に専念してもらう。

 攻める宇佐美と守る宇佐美なら、どっちが対戦相手にとって嫌だと思います? そんなものは攻める宇佐美に決まっている。また彼が前でドリブルすればタメが生まれ、味方が上がる時間も稼げる。もちろん宇佐美は自己判断でシュートに行ってもらっていい。

 柴崎に関しても似たような理屈だ。宇佐美よりは守備をやってもらうが、彼を前へ一列上げてトップ下で使い、オフェンスに半ば専念してもらう。そのぶんボランチに負担はかかるが、山口と谷口のコンビならこなせるだろう。

 両サイドについては、北朝鮮戦を見た限りでは武藤の攻撃能力も十二分に高いので期待できる。右に関しては思い切りのよさを買って若い浅野で。ぶちかましてこい。浅野は永井よりはきっちりボールが止まるだろうし、なにより経験を積ませたい。

 最終ラインへ行くと、まず太田はケガ明けのコンディションが不明だが、今回は勝ちに行くスクランブルなので当然やってもらう。右の遠藤も北朝鮮戦ではすばらしいパフォーマンスを見せていただけに、大いに期待している。

 センターの2人は実績もあるし盤上この一手。森重には前への長く正確なフィードがある。槙野は北朝鮮戦でボールに対する寄せの甘さが出たが、自信を失わず思い切ってぶちかましてほしい。

 さあ次の韓国戦、相手に不足はない。この新システムで10点取ってこい。

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