

今、宮本輝の『水のかたち』を読んでいるのですが、
上巻後半を読んでいたら、主人公が得意なサンドイッチとして、
キュウリのサンドイッチが出てきました。(p377~)
本筋には関係ないけど、読んでいるうちに
食いしん坊の私は昔好きだった
駅前商店街のキュウリのサンドイッチを思い出しちゃったのです。
お稲荷さんとか海苔巻とか、
お昼ご飯にできるような軽食をちょっとだけ置いている小さなお店だったなあ。
遅く起きた日曜日にブランチにするために駅前まで歩いて買いに行ったんだよなあ。
何しろ大昔、記憶はすぐには蘇ってきません。
ものすごくぼんやりしているんだけど、
キュウリのサンドイッチだけは鮮明に思い出しました。
耳無しの薄い(10枚切くらい?)食パンに
ちょっとしょっぱめのスライスキュウリ(漬け物風)が挟み込まれていて、
辛子がピリッと効いていたぞ。
物凄くシンプルだけど、とても美味しくてお気に入りでした。
あれは大学何年生の時だっけ?
どの駅に住んでいた時だっけ?
妹と一緒に食べた記憶が無いので、1年の時1年間だけ住んでいた沼袋だったかも…。

そんなことを考えていたら、つい食べたくなるのが食いしん坊。
本当は薄切りの食パンで作りたいところだけど、
冷凍してあるパンがいっぱいあるので、昨日は全粒粉入りの丸パンでトライ!
本の通りにキュウリは薄切りにして、
2回水分ギュッと絞ってマヨネーズを塗って作ってみました。
うん、健康的にと思って塩を控えめにしたのが失敗だった模様。
これじゃない感満載~。

本日再度チャレンジ!
今日のは雑穀パンをごく薄切りにしたものに、
塩をきつめにして2回絞ったキュウリ、
バンズにはマヨネーズにチューブ入りの辛子を塗りました。
(これには酸味のある粒マスタードは合わないと見た!)
ばっちり!おいしい~♪
夏になってキュウリが安くなったら、食パン買って完成形を作ろうっと。