自分のことです。
2011年の2月に辞職して、ぶらぶらぐせがついたらしく
ジムに通わない日々が
つい先日まで1km泳ぐのも苦にならなかったのに
今は200mで、ぜえぜえ、はあはあ。
さあ、今日は自転車で走るぞ
と、準備を始めたら
また雨が降り始めました。
2011年の2月に辞職して、ぶらぶらぐせがついたらしく
ジムに通わない日々が
つい先日まで1km泳ぐのも苦にならなかったのに
今は200mで、ぜえぜえ、はあはあ。
さあ、今日は自転車で走るぞ
と、準備を始めたら
また雨が降り始めました。
腹筋運動は発声練習のために必要だと考えている人がいますがこれは間違いです。まあ、私の個人的な意見ですけど。
太ったオペラ歌手が腹筋運動をやっている姿など想像できないことからも、私の説は間違いないと個人的には思っています。
腹筋は姿勢を保持したり、呼吸をコントロールするために必要なのです。 ちなみに体育の授業でやる腹筋運動は直腹筋を強化する運動で発声にかかわる腹筋はまた別です。発声に関わるのは腹斜筋です。
腹筋運動は腰を痛めやすいので注意してください。
発声方法についてはこんなサイトを見つけました。
http://www.kcc.zaq.ne.jp/ono/voice2/voice2-1.html#akubi
このブログをのぞいている人が
案外たくさんいそうなんで
普段の練習をコメントしてみてもらえますか。
今回の課題は腹筋運動です。
どうしていますか?
これには、答はないかと思いますが
私にも一応一家言あります。
コメントがそろったら
書き込みします。
案外たくさんいそうなんで
普段の練習をコメントしてみてもらえますか。
今回の課題は腹筋運動です。
どうしていますか?
これには、答はないかと思いますが
私にも一応一家言あります。
コメントがそろったら
書き込みします。
よく考えると集中力というのはよく分かりません。
目に見えないものだし、人によって解釈が違うからです。
ここでは、次のように定義します。
「数人で同じ音が聞ける」
「聞いた音に反応して行動が出来る」
書くとすごく簡単です。
高校生にお芝居を教えるといっても
本番までの3回ぐらいの練習に付き合うだけだった私は
時間的にも高度なものは追求できませんでしたから
一番簡単なことをやるしかありませんでした。
それが、この二つです。
それから、この二つは演出にも応用が可能です。
具体的には、ストップモーションを
なるべく小さい合図でやります。
まずは普通に。
それからどんどん音を小さくしていきます。
次に、その小さい音の合図で
動きを合わせます。
同時に崩れ落ちるとか
同じ方向を見る
違う方向を見る
これのいい点は、音楽や観客に分かる合図で
動きを合わせるのではないため
観客からみると、はっとする動きが出来ることです。
ストップモーションは普通の動きやスローモーションからやります。
これによって、止まることができるようになります。
意外に思うかもしれませんが
高校生が演技をすると、一番出来ないのは
止まることです。
大体の生徒は腰や足がぐらぐら動きます。
舞台では普通の動きと違って
パラパラ漫画のような動きのほうが
声もよく出るし、観客からは見やすいということは前にも書きました。
つまり、止まっている状態が連続すると動きになるのです。
これを極端にすると歌舞伎の所作になります。
たった二つです。
試してください。
では、これが「試験」や「成績」とどうかかわっているのか。
試験は本番の舞台のようなものです。
本番で落ち着ければ、試験でもさほど上がることはありません。
本番中、他人の出す小さい合図の音が聞こえるなら、
試験中に自分の心を落ち着かせるなんてたやすいことです。
最後に私たちが小さい音で練習するときは
舌の先で「ちっ」と小さく音を出しています。
かっこよく演出に取り入れてください。
たとえば、駅のホームで背中合わせにいた二人が、同時に振り向いて見詰め合う。
恋が始まりそうな予感がするでしょ。
目に見えないものだし、人によって解釈が違うからです。
ここでは、次のように定義します。
「数人で同じ音が聞ける」
「聞いた音に反応して行動が出来る」
書くとすごく簡単です。
高校生にお芝居を教えるといっても
本番までの3回ぐらいの練習に付き合うだけだった私は
時間的にも高度なものは追求できませんでしたから
一番簡単なことをやるしかありませんでした。
それが、この二つです。
それから、この二つは演出にも応用が可能です。
具体的には、ストップモーションを
なるべく小さい合図でやります。
まずは普通に。
それからどんどん音を小さくしていきます。
次に、その小さい音の合図で
動きを合わせます。
同時に崩れ落ちるとか
同じ方向を見る
違う方向を見る
これのいい点は、音楽や観客に分かる合図で
動きを合わせるのではないため
観客からみると、はっとする動きが出来ることです。
ストップモーションは普通の動きやスローモーションからやります。
これによって、止まることができるようになります。
意外に思うかもしれませんが
高校生が演技をすると、一番出来ないのは
止まることです。
大体の生徒は腰や足がぐらぐら動きます。
舞台では普通の動きと違って
パラパラ漫画のような動きのほうが
声もよく出るし、観客からは見やすいということは前にも書きました。
つまり、止まっている状態が連続すると動きになるのです。
これを極端にすると歌舞伎の所作になります。
たった二つです。
試してください。
では、これが「試験」や「成績」とどうかかわっているのか。
試験は本番の舞台のようなものです。
本番で落ち着ければ、試験でもさほど上がることはありません。
本番中、他人の出す小さい合図の音が聞こえるなら、
試験中に自分の心を落ち着かせるなんてたやすいことです。
最後に私たちが小さい音で練習するときは
舌の先で「ちっ」と小さく音を出しています。
かっこよく演出に取り入れてください。
たとえば、駅のホームで背中合わせにいた二人が、同時に振り向いて見詰め合う。
恋が始まりそうな予感がするでしょ。
夢中になって演技をするのと、集中して演技をする。
似ているようですが、少し違います。
音楽をやっている人だとよく分かるかもしれませんが
集中しているときは、聞きたい音だけが聞けることだと言ってもいいかもしれません。
普通は演劇の練習に集中力を高める練習とかはないようです。
では、私はなぜ集中力を高める練習が必要かと思ったかというと
生徒に「いい大学に入ってもらいたい」と思ったからです。
レベルの高い大学である必要はないのですが、本人が望む中で
いい大学に入るには、ある程度の成績が必要です。
そのためには、「演劇の練習をすればするほど成績が上がる」というのが
一番手っ取り早いかなと考えました。
演劇部にいたからといって
演劇にかかわり続けるのはほんのわずかです。
だとしたら、「練習すればするほど、いい大学に入れる」ようにすることは
たとえ演劇にかかわらなくなっても
本人のためのメリットとなります。
もちろん個人差が大きいので
全部に対してうまくいったとは思いませんが
生徒にも、最初から目的を告げて作業していたので
高校時代に限ってはある程度の成果を得たと思っています。
残念ながら、大学にいってからは
本人がなぜああいうことをやっていたのか
自覚しないと、なかなかうまく活用できないとは思いますが
長い人生なんで、ある日思い出せばいいと思っています。
次回は、演劇にどう役立つのかと具体的な練習手法です。
似ているようですが、少し違います。
音楽をやっている人だとよく分かるかもしれませんが
集中しているときは、聞きたい音だけが聞けることだと言ってもいいかもしれません。
普通は演劇の練習に集中力を高める練習とかはないようです。
では、私はなぜ集中力を高める練習が必要かと思ったかというと
生徒に「いい大学に入ってもらいたい」と思ったからです。
レベルの高い大学である必要はないのですが、本人が望む中で
いい大学に入るには、ある程度の成績が必要です。
そのためには、「演劇の練習をすればするほど成績が上がる」というのが
一番手っ取り早いかなと考えました。
演劇部にいたからといって
演劇にかかわり続けるのはほんのわずかです。
だとしたら、「練習すればするほど、いい大学に入れる」ようにすることは
たとえ演劇にかかわらなくなっても
本人のためのメリットとなります。
もちろん個人差が大きいので
全部に対してうまくいったとは思いませんが
生徒にも、最初から目的を告げて作業していたので
高校時代に限ってはある程度の成果を得たと思っています。
残念ながら、大学にいってからは
本人がなぜああいうことをやっていたのか
自覚しないと、なかなかうまく活用できないとは思いますが
長い人生なんで、ある日思い出せばいいと思っています。
次回は、演劇にどう役立つのかと具体的な練習手法です。
ここ2日は夜になると呑み過ぎてダウンしたので書けませんでした。
で、肝心なことを書いていないのに気が付きました。
「滑舌はなぜ重要か」ということです。
高校生のお芝居や、今日観てきた劇団でもそうですが
声は聞こえているのだけれど
何を言っているのか、よく分からない、というのによく出くわします。
高校演劇では「講評」がありますので、講師が何を言うかなと思って聞いているのですが、だいたい「発声が出来ていない」というのです。
でも、声は聞こえているのだから、私からすると「滑舌ができていない」と思うのですが、違うでしょうか。
ちなみに、私が考える滑舌とは、明瞭な発音が出来ることで、早口言葉とは違います。
小さな声でしゃべっても、観客には意外とちゃんと聞こえているものです。
発声は大きい声でなく「響く声で」
発音は「明瞭」に
ついでに、呼吸は腹式でなくてもいいから、下の腹筋を鍛えよう。
腹筋は上と下があって、上半身を起こす動きよりは、足をお腹に近づけるほうが
効果があるようです。
腹筋力がないと、いい例が、ため息演技です。
息がコントロールできないので
何かしゃべるたびに、ため息のような呼吸が入る演技です。
先日観た静岡の劇団でもそんな感じの演技をする人がいました。
息をためられないので、一度吐き出して、吸おうとするためにこんな演技になります。
自分のビデオを観ていてこういう癖に気が付いた人は
ブレスの練習をしてください。
基本は大きく吸って、3つ息を止めて、ゆっくり吐きます。
ゆっくり吐くのが肝心です。
で、肝心なことを書いていないのに気が付きました。
「滑舌はなぜ重要か」ということです。
高校生のお芝居や、今日観てきた劇団でもそうですが
声は聞こえているのだけれど
何を言っているのか、よく分からない、というのによく出くわします。
高校演劇では「講評」がありますので、講師が何を言うかなと思って聞いているのですが、だいたい「発声が出来ていない」というのです。
でも、声は聞こえているのだから、私からすると「滑舌ができていない」と思うのですが、違うでしょうか。
ちなみに、私が考える滑舌とは、明瞭な発音が出来ることで、早口言葉とは違います。
小さな声でしゃべっても、観客には意外とちゃんと聞こえているものです。
発声は大きい声でなく「響く声で」
発音は「明瞭」に
ついでに、呼吸は腹式でなくてもいいから、下の腹筋を鍛えよう。
腹筋は上と下があって、上半身を起こす動きよりは、足をお腹に近づけるほうが
効果があるようです。
腹筋力がないと、いい例が、ため息演技です。
息がコントロールできないので
何かしゃべるたびに、ため息のような呼吸が入る演技です。
先日観た静岡の劇団でもそんな感じの演技をする人がいました。
息をためられないので、一度吐き出して、吸おうとするためにこんな演技になります。
自分のビデオを観ていてこういう癖に気が付いた人は
ブレスの練習をしてください。
基本は大きく吸って、3つ息を止めて、ゆっくり吐きます。
ゆっくり吐くのが肝心です。
まあ、毎晩呑み過ぎているので書いていることがおぼつかないのですが、
おとといの書き込みだと、じゃあ、発声練習はどうすればいいのかが示されていません。
少しこれについて書きます。
具体的には次のような練習を薦めていましたが、教えていた生徒は
いまいち理解していなかったようです。
1.呼吸の練習
息をゆっくり吐く。
吐ききったら呼吸を止めて3数えて吸う。
3回に分けて吐く
5回に分けて吐く
7回、10回と増やす。
一番大事なのは
息をちゃんと吸ったり吐いたりすることです。
2.口の端をあげて、笑ったような顔をして声を出す。
口を閉じた状態から、最初ハミングするような感じで、だんだんと口を開きます。
このとき口の端を上げ、口の中の空間が大きくなるのを意識します。
ポイントは、普段台詞をしゃべる音程で声を出すことです。
大きな声が出せても、台詞をしゃべる音程と違っていては
結局声が出ません。
音にすると
「むーあー」っていうようになります。
むーがハミング部分。
あーが声になったときです。
さらに、詳しくやりたい人はプロの先生についてください。
舌を出しながら、アーっとやったりするようですが、私は知りません。
声が出ません、という人には
私とかめおかゆみこさんがぜんぜん違う方向からアプローチして
同じ結論に達した方法があります。
好きな人の名前を大声で言うのです。
「○○さん大好き」
結構効果があります。
相手がいない場合は
「マックベリーさん大好き!」と
叫んでください。
あと、重心の問題とかありますけど
これは説明しにくいので
いずれそのうち忘れなければ。
では、滑舌です。
「滑舌」というのは、すらすらしゃべれることです。
台詞を早く言っても、遅く言っても
ちゃんと、観客に何を言っているのか伝わるようにしゃべれることを滑舌といいます
どうすれば滑舌がうまくなるのか。
今まで、いろいろな本を読みましたが
ずばりどの本も「外郎売」がいいと書いてあります。
自分が高校時代には
そんな本を読んだこともありませんでしたし
伝統のない演劇部でしたから
やったこともありませんでした。
「外郎売」がなぜいいのかといいますと
皆さんいろいろ書いていますが
私は飽きない点だと思います。
「外郎売」はやり方しだいで練習を楽しめるのです。
もともとが、上演されたものですから
舞台でやることを想定したり、道端でやることを想定したりして
練習することが可能です。
つまり、「外郎売」を練習すると
演技の練習も出来るのです。
次回は「集中力を高めるには」です。
明日とは言いません。
おとといの書き込みだと、じゃあ、発声練習はどうすればいいのかが示されていません。
少しこれについて書きます。
具体的には次のような練習を薦めていましたが、教えていた生徒は
いまいち理解していなかったようです。
1.呼吸の練習
息をゆっくり吐く。
吐ききったら呼吸を止めて3数えて吸う。
3回に分けて吐く
5回に分けて吐く
7回、10回と増やす。
一番大事なのは
息をちゃんと吸ったり吐いたりすることです。
2.口の端をあげて、笑ったような顔をして声を出す。
口を閉じた状態から、最初ハミングするような感じで、だんだんと口を開きます。
このとき口の端を上げ、口の中の空間が大きくなるのを意識します。
ポイントは、普段台詞をしゃべる音程で声を出すことです。
大きな声が出せても、台詞をしゃべる音程と違っていては
結局声が出ません。
音にすると
「むーあー」っていうようになります。
むーがハミング部分。
あーが声になったときです。
さらに、詳しくやりたい人はプロの先生についてください。
舌を出しながら、アーっとやったりするようですが、私は知りません。
声が出ません、という人には
私とかめおかゆみこさんがぜんぜん違う方向からアプローチして
同じ結論に達した方法があります。
好きな人の名前を大声で言うのです。
「○○さん大好き」
結構効果があります。
相手がいない場合は
「マックベリーさん大好き!」と
叫んでください。
あと、重心の問題とかありますけど
これは説明しにくいので
いずれそのうち忘れなければ。
では、滑舌です。
「滑舌」というのは、すらすらしゃべれることです。
台詞を早く言っても、遅く言っても
ちゃんと、観客に何を言っているのか伝わるようにしゃべれることを滑舌といいます
どうすれば滑舌がうまくなるのか。
今まで、いろいろな本を読みましたが
ずばりどの本も「外郎売」がいいと書いてあります。
自分が高校時代には
そんな本を読んだこともありませんでしたし
伝統のない演劇部でしたから
やったこともありませんでした。
「外郎売」がなぜいいのかといいますと
皆さんいろいろ書いていますが
私は飽きない点だと思います。
「外郎売」はやり方しだいで練習を楽しめるのです。
もともとが、上演されたものですから
舞台でやることを想定したり、道端でやることを想定したりして
練習することが可能です。
つまり、「外郎売」を練習すると
演技の練習も出来るのです。
次回は「集中力を高めるには」です。
明日とは言いません。
「なぜ、発声練習が必要なんでしょう」問いかけに、前回に引き続き、がんちゃん@お母さん からコメントをいただきました。
>★大きな声が出るようになる.
>(高校の頃,腹式でやる発声法を指導されて練習してました.まず声が小さいと何を言っているのか見てる人に聞こえない.)
>★カツゼツ(漢字が出ない~)がよくなる.
>(また別にカツゼツの練習教材?もありますが,とりあえず発声が基本かと.これも口が回って?いないと見てる人が何を言ってるのか聞き取れない.)
>★テンションが上がる.
>(芝居にはテンションが必要です.大きな声出すと,それだけでテンションがあがる.)
今回は、半分正解で半分はあたらずしも遠からじと、いうところでしょうか。
まず、大きな声がでるようになる、ということですが、よく考えると大きい声でなければ聞こえないのでしょうか。昔、宇野重吉さんの「にんじん」という芝居を観ましたが、お世辞にも大きい声とは思えませんでしたが、後ろまでちゃんと聞こえました。
響く声である必要はあると思いますが、大きい声である必要はないと思います。
よくやる間違いは、台詞を言うときのトーンと違う声で発声練習をしている場合です。それって、役に立つのでしょうか。
教えているときは、大きい声でなくていいから
口の形を注意して、響く音を探すように言っていました。
あと、呼吸。
腹式でなくていいので
長く呼吸が出来るように、いくつか訓練をしていました。
芝居の台詞は、日常の会話と違ってセンテンスが長いので
同じ調子で息を吐けないといけません。
一息でどれだけ長い台詞を言えるのかが結構重要なのです。
大きい声が必要なのではなくて
自分の声をコントロールできることが必要なのです。
詳しくはかめおかゆみこさんの「演劇やろうよ」を読んでください。
大体同じ意見です。
とはいうのもの、口角を上げる口の形作りとか
呼吸の練習をその年の春に、重点的に教えるのですが
なぜか人気がなくて、いつの間にか
大声を上げる、(私からするとあまり意味のない)練習に戻ってしまいます。
これは、「テンションが上がる」というところに起因すると思います。
大声を上げるのは気持ちがいいのでしょう。
実は、滑舌のほうが重要なんだと私は思っているのですが。
明日は「なぜ、滑舌は重要か?」です。
>★大きな声が出るようになる.
>(高校の頃,腹式でやる発声法を指導されて練習してました.まず声が小さいと何を言っているのか見てる人に聞こえない.)
>★カツゼツ(漢字が出ない~)がよくなる.
>(また別にカツゼツの練習教材?もありますが,とりあえず発声が基本かと.これも口が回って?いないと見てる人が何を言ってるのか聞き取れない.)
>★テンションが上がる.
>(芝居にはテンションが必要です.大きな声出すと,それだけでテンションがあがる.)
今回は、半分正解で半分はあたらずしも遠からじと、いうところでしょうか。
まず、大きな声がでるようになる、ということですが、よく考えると大きい声でなければ聞こえないのでしょうか。昔、宇野重吉さんの「にんじん」という芝居を観ましたが、お世辞にも大きい声とは思えませんでしたが、後ろまでちゃんと聞こえました。
響く声である必要はあると思いますが、大きい声である必要はないと思います。
よくやる間違いは、台詞を言うときのトーンと違う声で発声練習をしている場合です。それって、役に立つのでしょうか。
教えているときは、大きい声でなくていいから
口の形を注意して、響く音を探すように言っていました。
あと、呼吸。
腹式でなくていいので
長く呼吸が出来るように、いくつか訓練をしていました。
芝居の台詞は、日常の会話と違ってセンテンスが長いので
同じ調子で息を吐けないといけません。
一息でどれだけ長い台詞を言えるのかが結構重要なのです。
大きい声が必要なのではなくて
自分の声をコントロールできることが必要なのです。
詳しくはかめおかゆみこさんの「演劇やろうよ」を読んでください。
大体同じ意見です。
とはいうのもの、口角を上げる口の形作りとか
呼吸の練習をその年の春に、重点的に教えるのですが
なぜか人気がなくて、いつの間にか
大声を上げる、(私からするとあまり意味のない)練習に戻ってしまいます。
これは、「テンションが上がる」というところに起因すると思います。
大声を上げるのは気持ちがいいのでしょう。
実は、滑舌のほうが重要なんだと私は思っているのですが。
明日は「なぜ、滑舌は重要か?」です。
なぜ、ストレッチングが必要なんでしょう?という、
問いかけに、がんちゃん@お母さん からコメントをいただきました。
>芝居は(役にもよりますが)けっこう体を使います.
>よく体を伸ばしやわらかくしておかないと,ひょんなことから怪我をしてしまうかもしれないからです.
>体を壊したら自分の思ったような演技もできなくなり演出の助言にも答えられなくなり回りにも迷惑をかけ最悪そんな人が続出したら芝居が成り立たなくなります.
>怪我をしないで自分の動きたいように体を動かせるのって大事なことだと思います.
いきなり大正解です。
私が考えるのに練習のときのストレッチには2つの意味があります。
「怪我をしないようにする」
「自分の調子を計る」
怪我をしないようにするというのは、がんちゃん@お母さんのおっしゃるとおりです。
さらに、演劇部に来る高校生には、膝が悪いだの腰が悪いだのと若い高校生らしからぬ疾病を抱えたのが意外と多く、ストレッチはさらに重要な意味を持ってきます。こういう場合は、治療もかねます。
「自分の調子を計る」というのは、自分の体が今日はどういう状況にあるのか確認するということです。これは、若干高度な意識の持ち方といえます。
練習のときのストレッチで忘れがちなのは、体をある程度温めてからストレッチするということです。練習にあまり時間が取れないことが多いので、ついついないがしろにしてしまいますが、基本です。ジムの練習メニューでは、ウォーキングかサイクルを10~15分となっています。
公演前にストレッチはしてますか?
公演の時は妙な緊張が入りますので、怪我の可能性が高くなります。できれば、やったほうがいいです。
さらに、いつもと同じことをすることで、体を縛っている緊張を解く効果があります。イチローがシーズン中毎日カレーを食べるのと同じです。
明日は「では、なぜ発声練習が必要なのでしょう?」です。
考えを聞かせてくださいね。
問いかけに、がんちゃん@お母さん からコメントをいただきました。
>芝居は(役にもよりますが)けっこう体を使います.
>よく体を伸ばしやわらかくしておかないと,ひょんなことから怪我をしてしまうかもしれないからです.
>体を壊したら自分の思ったような演技もできなくなり演出の助言にも答えられなくなり回りにも迷惑をかけ最悪そんな人が続出したら芝居が成り立たなくなります.
>怪我をしないで自分の動きたいように体を動かせるのって大事なことだと思います.
いきなり大正解です。
私が考えるのに練習のときのストレッチには2つの意味があります。
「怪我をしないようにする」
「自分の調子を計る」
怪我をしないようにするというのは、がんちゃん@お母さんのおっしゃるとおりです。
さらに、演劇部に来る高校生には、膝が悪いだの腰が悪いだのと若い高校生らしからぬ疾病を抱えたのが意外と多く、ストレッチはさらに重要な意味を持ってきます。こういう場合は、治療もかねます。
「自分の調子を計る」というのは、自分の体が今日はどういう状況にあるのか確認するということです。これは、若干高度な意識の持ち方といえます。
練習のときのストレッチで忘れがちなのは、体をある程度温めてからストレッチするということです。練習にあまり時間が取れないことが多いので、ついついないがしろにしてしまいますが、基本です。ジムの練習メニューでは、ウォーキングかサイクルを10~15分となっています。
公演前にストレッチはしてますか?
公演の時は妙な緊張が入りますので、怪我の可能性が高くなります。できれば、やったほうがいいです。
さらに、いつもと同じことをすることで、体を縛っている緊張を解く効果があります。イチローがシーズン中毎日カレーを食べるのと同じです。
明日は「では、なぜ発声練習が必要なのでしょう?」です。
考えを聞かせてくださいね。