風煉ダンス横浜公演の時、音楽を担当していた「渋さシラズ」の不破さんと話す機会があって
その時は不破さんがどういう人かあまり知らなかったので、今考えると失礼な話ですが
「エミール・クストリッツァ」監督の「パパは出張中」の音楽に感じが似てますね
と尋ねたら、「監督の作品は好きだ」とのことでした。
はい、プロでも好きだと、ちょっと感じが似てくるみたいです。
アマチュアは「とっても似ている」でも、いいのでは。
ただ、引き出しが少ないとつらいですよね。
「サムライチャンプルー」というアニメでは民謡が使われていましたが
実にいいかんじでした(曲の部分だけを見ました)。
私は楽譜が読めないので
曲を歌って採譜してもらっています。
インストロメンタルの時には、採譜してもらったのを
打ち込んでいます。
昔はミュー次郎を使っていましたが
今ならフリーのソフトがいろいろあります。
http://www.gigafree.net/media/midi/
「秘密の教室」の音楽はこうやって自分でこつこつ作りました。
いろいろなお芝居を見に行って「この人は演出慣れていないな」と思わされることがある。
一番多いのは、1曲丸ごと聞かせようとすることだ。
特にオープニングでそういう使い方をする人が多いが、これは逆効果だ。
生演奏があると特にそういう傾向がある。
たまには長い曲を聴かせるのもいいが、漫然と聞かせるのはいけない。
実は私は音痴だ。
まあ、誰も知らないから日常生活で迷惑をかけるのは家族ぐらいである。
音楽は嫌いではないがのべつ聞いていたいほうではない。
高校生のころは、芝居に使う曲は同級生に選曲してもらっていたが
当時はテープも高く、音楽をレコードから録音するのも大変だった。
カセットテープがやっと普及し始めたころだったのだ。
だから、曲はあまり使わなかった。
でも、状況劇場の音楽の使い方はかっこよくて
内心、あんな音楽を使ってみたい、と考えていた。
大学生になって、弟からギターを習い
ついでにロック研究会に入部した。
それから、3年間バンドをやっていたが
音痴は直らず、よせばいいのにボーカルをやって
700人ぐらいの客の前で、恥をかいたこともある。
ただ、音楽を聴くようにはなったので
選曲は自分でできるようになった。
ついでに、作曲もできるようになったので
劇中歌は自分で作ることも多い。
勇気のある人は聞いてみてください。
ただし、歌はD.O.A(土浦のバンド)が歌ってくれているのでちゃんと聞けます。
ご安心ください。
http://www.youtube.com/watch?v=CXIGVTK1QYI&hl=ja&gl=JP
顧問から生徒を通じて過去の公演のDVDが観れないと言う連絡がありましたが
前に生徒に見せたときには、DVDレンズクリーナーでクリーニングしてからやって
なんの問題もなかったはずです。
クリーニングはちゃんとやるように。
エレコムのが強力です。
自分で書いたものを読み返してみると
時々音の聞き方という説明をしています。
もちろん相手のセリフを聞くというのもあるのですが
音そのものをどう聞くかという意味も含めています。
後ろから声ををかけられた時
あなたは内容に反応していますか?
ふつう、内容になんか反応しないですよね。
音の持つニュアンスに反応しているわけです。
逆に言うと、どう音を出せば相手が演出の思う通り反応するか
音を出す側の、責任も出てきます。
台詞の内容ではなく
台詞の音に反応させる。
歌舞伎とか能ってある意味そんなところありませんか?
NHKの「山田洋次が選んだ日本映画100本-喜劇編」をBSでやっていて
これが結構面白い。
先日観たのが「社長三代記」
でも、こっちのほうが面白かった。
婿養子に行った浮気者の役の沢村国太郎が特にいい。
沢村貞子の「おていちゃん」の中では
あまりよく描かれていなかったが
あれじゃもてただろうなあ。
どことなく幸せになれる映画でした。
仕事がうまくいかなくてどつぼにはまっている。
そう友人に愚痴りたくて
電話を入れたら、「仕事がなくて会社が危ないかもしれない」とのこと。
みんな、苦労しているんだ。
最初に会った時から妙にひっかかり
手を握ってみたいな、と思った相手がいます。
未だに手を握った、以上のことはないのですが
遠く離れていても思い出すと心惹かれます。
こういうわくわく感を脚本にできればいいのですが
わくわくだけで終わってしまう自分の才能のなさが
情けない今日この頃です。
もうひとつ、恋人にしよう
という気持ちが起きないのも
ふがいないな、と最近思います。
遠くから応援しているだけで満足してしまうのが、いけない。
でも、もう一度手を握ってみたい気もします。
年をとったということなのかな。
高校時代に照明の手伝いはいろいろしていたが
高校2年生のとき、5日間ぐらい連続で、某劇団の公演を手伝うことになった。
親が怒ったのでそのうち1日は野宿して劇場に通った記憶がある。
自分の脚本の中に過激なシーンや経験が出てきたら
意外と実体験のときがある。
路上で1時間ぐらい殴り合っていたとか。
雪の中裸で出番を待ち続けていたとか。
テント劇場で寝ていたら急な出水で寝ている間に自分が水没したとか。
最近ではもう体力的に無理なことばかりだ。
先日も半日崖のぼりをしていたら
3日ほど筋肉痛だった。
顧問がいろいろずばずば言っている。
マーチングって技術の問題だからきつくいえるけど
演劇だとどうなんだろう。
たまには言ってみるか?