演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

下町ロケット

2013年06月30日 23時24分44秒 | 読書
経済小説なんですが技術者ってのは、こういうもんだよなって
感じがよく出ています。
惜しむべくは、登場人物が結構パターンだということでしょうか。

お勧めです。

DVDも借りてこようかな。

残月

2013年06月28日 12時32分15秒 | 読書
みおつくし料理帖最新刊
前巻があまりにドラマチックだったためか、やや、淡々とした印象を受けるが
素敵なシーンがいっぱい出てくる。

こういう連続物は、その時はつまらなく思えたシーンが
全体を通じると、面白くなることがあり
大団円に向けての伏線のいくつかがここで置かれたという印象を受けた。

お勧めのシリーズです。

著作権問題

2013年06月24日 23時49分15秒 | 演劇
著作権とか肖像権とかはなかなかめんどくさい問題で
今回コメントがあった方も
一言、ことわればOKだったのかもしれません。

厳密にやりすぎると某アニメのキャラのように
著作権が切れそうになると法律が改正されるという
本末転倒の事態になります。

個人的には作者の死後20年ぐらいが妥当かと。
著作権が個人から会社へと移ってから
おかしいことが一杯出てきているようです。

音楽なんて、会場の座席数で金額が決まってきます。

まあ、一番貧しい劇作家さんの著作権料ぐらいは、払ってあげて欲しいものだが。
(アメリカの作家の作品はものすごくうるさいそうなので、やらないほうがいいと思う)
自分の高校時代は全部申請を出していたなあ。
大学時代は・・・・。
そんなことを考えるのがめんどくさくなったから、全部自分で書くようになったのを思い出しました。

ひさびさに

2013年06月11日 22時23分25秒 | その他
テレビを見ていたら、山本 寛斎さんがでていた。
20年ぶりぐらいだろうか。
1992年、大道芸ワールドカップの審査員でみえていたときにご挨拶したのがお会いした最後だろう。
1987年の「心エネルギー 羽衣伝説」
http://www.parco-play.com/web/program/000498/
これにスタッフとして参加したとき山本 寛斎さんは48歳だったのか。
主演だった山口小夜子さんにも、もう会えない。
懐かしいけど、相手は私のことなんか忘れているんだろうね。
でも、大掛かりで楽しい舞台だった。


宮沢賢治のちから

2013年06月09日 22時57分08秒 | 読書

新潮社新書、山下聖美著。
宮沢賢治の入門書らしいが、よくわからない本だった。
要は、宮沢賢治の伝説を覆したがっていたのかもしれないが
悪意がないから、中途半端に終わっている。

悪意があるので有名なのは青江舜二朗の宮沢賢治-修羅に生きる (講談社現代新書 1974)が印象深かった。
あれだけ悪意のある、宮沢賢治の評伝を読んだことがない。
1974ということは、出たばかりのを読んだことになる。

発見した一つのことは、宮沢賢治は戦争を否定していなかった、ということだろうか。
賢治が信仰した国柱会というのを、昔は意識したことがなかったが、戦前の軍国主義の精神的支柱になっていた教義らしい。
ただ、賢治は国柱会に深く帰依していた、という説とすぐに別の道を歩んだという説がある。

その国柱会の本部が一時期あったのが三保だ。妹、トシの納骨のため賢治は美保を訪れている。
今日、ミ保を自転者で走ったときはそんなことを意識しなかったが、帰ってきてこの本を読んだら、「どんな気持ちで賢治はこの地を歩んだんだろう」と、思わずにはいられなかった。



椿組公演

2013年06月05日 22時58分23秒 | 演劇情報
なぜか、縁がある「椿組」。
駐車場の整理係をやった
大谷公演の時には、まだ「はみだし劇場」って名前でした。
まあ、向こうはほとんど知らないんだろうけど。
岡村さん活躍してますね。
映画「食堂カタツムリ」
http://movie.walkerplus.com/mv45406/
お客さんの役で出てましたよね。
長嶺さんは、マラソンにはまっているみたいですね。
でも、そうか、キャンプと重なるのか。
http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/kanakanuchi.html