いやひどい夢を見た。
コンサートに出ているのだが、ギターの弦がフレットに埋没していてまともな音が出ない。
おまけにプロが目の前にいて、小節がでたらめだとか、いろいろ言ってくる。
曲は全然違う曲のはずなのに泉谷しげるの春夏秋冬になろうとしたり、音楽ネタの夢は過去のだめな体験がフラッシュバックするのだろうか。
今まで見たことのない夢を見た。
夢の中の自分は、学生で美術をやっているらしい。
友人たちと作品を見せあっている。
その中で見る作品がとても素晴らしいのだが、夢なので素晴らしいということだけは覚えているのに具体的な作品を覚えていない。
とても残念な気がするのはなぜだ。
このところ、左足のリハビリを兼ねて清水北部交流センターへ通っている。
マッサージマシンやヘルストロンが無料。入浴が100円とリーズナブルだからだ。
昨日もマッサージマシンを使って帰ろうとしたら、イベントの落語にキャンセルした人が出たから、聞いていかないかと会館の人に声をかけられ、聞いていくことにした。生の落語を聞くのは柳家金語楼以来60年ぶりだろうか。
演目は「やかん」と「壺算用」。
どちらも初めて聞く演目だったが、素人の落語としては、まあまあ面白かった。
ただ、「やかん」はなぜ題名が「やかん」なのか、よく分からない落ちだったので、家に帰ってから調べてみたら、どうやら、やかんのからんだ下げは分かりにくいので、やかんと関係のない下げで終わらせたようだ。
「壺算用」はなぜ関西弁でやるのか謎だったが、どうやら、関東バージョンと関西バージョンで下げが異なり、関西バージョンの下げをやりたかったようだ。
個人的には、噺の中に出てくる壺の計算単位「一荷」「二荷」がよく分からず、「一貫」「二貫」かな、と勘違いしていたのだが、家に帰ってきて調べたら、一荷とは「天秤棒 てんびんぼう の両端にかけて、一人で肩に担えるだけの荷物」ということだった。
ここらへんは枕で、説明してくれた方が分かりやすかったと思う。
先月も噺をやったということなので、お得意は先月で出てしまったのかもしれない。
11月から「読み聞かせ講座」に通い、途中入院などがあったが、2月に6回目の講座があって終了となった。
入院中暇だったので、発表用の絵本を作成した。
FACEBOOKにアップしてみたのだが、反応が全くない。
まあ、仕方がないか。
対象は2~3歳児だそうで、発表は子供の前でやる予定だったのだが、コロナのせいで大人だけでやることに。
その絵本はここに。
今TBSテレビで金曜日の夜10時から放送されているのだが、これがなかなか面白い。
もともと芳文社の「漫画TMES」に連載しているときから面白く読ませてもらっていたのだが、テレビドラマにして面白さが増したような気がする。
一番は子役の演技のうまさと、堤真一のコミカルな演技が、作品を際立たせているのだと思う。
以下は、GYAOから。
堤真一主演。妻を亡くしてから失意と共に生きてきた夫とその娘が、妻と奇跡の再会!なんと妻は、小学生になっていた!ちょっと変わった3人による心温まる家族再生の物語。堤真一主演。芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融による話題の同名漫画をドラマ化。10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をするところから物語は始まる。なんと妻(母)は生まれ変わって、10歳の小学生の女の子になっていた! 夫と娘はそんな妻(母)の姿に戸惑いながらも、10年ぶりに彼女に尻を叩かれ叱咤激励される。この物語は、彼らのみならず、一家に関わる周りの人々が「生きること」に再び向き合おうとするちょっと変わったホームドラマである。主人公の新島圭介を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵に石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣に蒔田彩珠をはじめ、森田望智、毎田暖乃,柳家喬太郎,飯塚悟志、吉田羊らが共演。夫婦、親子、大切な人…それぞれの想いが切なくもほっこりと温まる、家族再生の物語。
テレビをあまり見なくなったのだが、時々GYAOのお世話になっている。
好きな時に、観ることができるので便利だし、無料なので、懐も痛まない。
観るのはドラマか映画で、アニメはほとんど観ないのだが、「スーパーカブ」というアニメのタイトルにひかれて、観始めたら、意外と面白い。おまけに明日まで6話一挙配信とのことで、一気に6話まで観終えた。
で、このアニメがものすごく説明不足で、背景がちっともわからない。WIKIで検索してあらすじを読んで、初めて背景を理解することができた。
ただ、背景を知らなくてもなんとなく面白い。
こういうアニメもあってもいいのかもしれない。
赤瀬川源平の「世界は偶然に満ちている」を読んでいる。
赤瀬川の周りで偶然に起きたことや偶然に会った人のことを残された日記から起こしたものだが、最初の70年台は私が実際に会ったことのある人や、名前をよく知っている人が多く出てくるのだが、90年代頃になるとほとんど知らない人が出てきたりして、こういう世界からずいぶん長く離れていたのだなあ、と思ってしまう。
石子順造さんのお墓が藤枝にあることもこの本で知った。藤枝のどこなのだろう?ネットで拾えないかな。
ロマン・ヴェンガルテンの『夏』を、別役実が潤色したラジオドラマ版は、出演が加賀まりこ、萩原朔美。2匹の猫は三国一郎、露口茂。1972年放送。それまで、そんなに好きでなかった別役でしたが、このラジオドラマは素晴らしかったです。とにかくセリフがきれいでした。
そんなラジオドラマを録音して、未だにipodで聞いている人がいるらしく、ブログを見つけたときはびっくりしました。
我々の仲間もオープンリールで録音してくれていたのですが、同級生の誰だったんだろう?もう一度聞いてみたい。もう、47年前の放送なのに。
蠍座の公演は2か月のロングランだったそうで、あの頃の加賀まりこさんだったらきれいだったろう。「話の特集」という雑誌の彼女のヌード写真も、まだ若かった篠山紀信が撮っていて素敵だった。
別役さんの脚本は、なんか自分の実生活を舞台で見せられているような感じで、夢の中で見ている話がそのままっ目の前にある、あるいは、毎日の生活がそのまま目の前にある、という感じでした。そんなはずはないのですが。
早稲田小劇場のあの鉄階段を上っていく感じが、結構好きでした。残念ながら、そのころはもう、別役作品は上演していませんでしたけど。
ご冥福をお祈りいたします。