小説を読んで、映画で違和感のあったラストシーンに納得がいった。
映画では泣いていたけれど、小説では空っぽの鞄を見て、茫漠とした空間を見て終わっているのだ。
何が見えているわけでもない、ただその先には、いつか行けるのだろう。
小説を読んで、映画で違和感のあったラストシーンに納得がいった。
映画では泣いていたけれど、小説では空っぽの鞄を見て、茫漠とした空間を見て終わっているのだ。
何が見えているわけでもない、ただその先には、いつか行けるのだろう。
アマゾンプライム
原作を読んでいないので、すごくよく感じたが、原作を読んでいる人には違和感があったり、薄ぺらく感じられたようだ。
しかし、小泉今日子が素敵だ。38歳の不安定な女性を
明日原作を借りに行こう。
成海璃子が結構好きだ。
特に2007年の「神童」が好きだ。
でも、観ていない作品が結構あって、この「君にしか聞こえない」は今回初めて観た。
ストーリーは、最初からネタバレしているようなものなので、あとは見せ方だけなんだが、成海璃子が可愛すぎて、何をやっても、可愛いなあ、って感じなんで、その後の成海璃子がイメージチェンジを図ろうとしたのが分かるような作品だった。
ラストシーンの作り方は正直あまり好きではない。
コメディができるようになるといいのだが、なかなか難しいのかな。多部未華子などはコメディがそのままシリアスに変わっていく演技がうまい。成海璃子は、つい怒鳴ってしまう印象が強いのだ。
でも、期待しているからね。
このところ続けて読んでいる「密命」は21巻まで読了。
それと、花咲舞のシリーズ「不祥事」と「花咲舞が黙っていない」を読了。テレビで見ていたシリーズだが、テレビが良くできていたと、小説を読んでよく分かる。池井戸潤の作品は、テレビの原作になるといいテレビドラマを作りやすい要素が入っているのだろう。
静岡学園文化祭での生徒の公演。
「Beyond One.」(小栗山 作)
6月15日(土)
①11:00~(11:30)
②13:30~(14:00)
静岡学園4階の音楽室です。
というメールが来たので、行ってみたが、開場は10時45分で、開演は11時とのこと。
知り合いの中学生に間違った情報を流してしまった。
芝居は時空を超えて、ケーキ修行に耐えられなくなった若手職人を目覚めさせるためのパテシエがやってくるという話。生徒の創作作品だ。
自分が高校生だった時に比べると、うまく書いているとっは思うが、演技が単調でおまけに笑いを細かい芸で取ろうとして、滑っている。
午前が終わり、昼を食いに行ったら「すがい」が移転していた。
仕方がないので、松竹で餃子を。
予想外にうまかった。
よくできていた粘土細工のケーキ。
もう一つは、細かいところにこだわりすぎて、舞台の大筋を見失っているのが問題だろうか。
小劇場形式はだいぶこなれてきたが、その先が高校生だとなかなか見えないのだろう。それに上演時間が30分というのは芝居としては短すぎる気がする。
その後、新しい部長が決まったので、今後の連絡はその部長を通してくる、との前任の部長からのメールが来たが、いまだに来ないところを見ると、まあ、これで高校生の演劇の指導も終わったと考えていいのだろう。
1998年からだから、昨年までとすると20年間教えてきたことになる。あまり尊敬されないように、頼られ過ぎないように、と心掛けてきたせいか、卒業後の連絡もあまりないが、2007年前後はいい出来の舞台が多く、こちらも楽しい思いをさせてもらった。
演劇を教えていた小原睦が主演するというので、「劇団いず夢」の「かぐや姫」を観に韮山の時代劇場へ。
風が強く、車で来てよかった。
しかし、まとまりのない舞台で、時代感覚も私よりも年上の子供時代から青春時代をオマージュしたような舞台だった。
特に、なぜその気持ちになったのか、なぜその行動をしているのか、を説明したりきっかけとなるセリフがなく、つながりもよく分からないので、単純なくすぐりに観客はよく笑うが、大きな笑いにつながらないし、最後の拍手の少なさにもそれが表れていたような気がする。
終演後はいつもなら帰りの時間があるので直ぐ帰ってしまうのだが、その日は車だったので、主演の小原と記念撮影を。ついでに、「再演するのなら、もう少しなぜその気持ちになったのかわかるような、きっかけのセリフを増やしてもらったほうがいい」とダメ出しをして帰った。
あと、終演後の藤田さんの役者紹介はもう少し短くしたほうがいい。過ぎたるは及ばざるがごとしなのだ。