今6巻目を読んでいるのだが、どうも腑に落ちない点がある。
主な舞台の口入れ屋に、働き口を求めてやってくる人が見えないのだ。
働くところを見つけてくるのはうまいのだが、人材のストックはどうしているのだろう。
実は、このバランスを取るのが難しい商売だと思うのだが、どうなっているのだろう。
横浜のマンションの杭の偽装施工問題でも、人材派遣の男が、現場責任者だったという。
この場合、人材派遣会社にも責任が及ぶと思うのは私だけだろうか。
人気のあるシリーズらしいが、ストーリーはゆったりとしか進まない。
原作の漫画と比較するとあまねちゃんが、いまいちかもしれない。
原作だともう少し影があって、屈折した良さがあるのだ。
マエストロは良くも悪くも西田敏行だ。
さそうあきらの作品は音楽にあふれていて、美しい。