知り合いの鶏卵さんがmixiの日記で絶賛していたNoismの公演が滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールであるそうだ。
鶏卵さんがオッカケをしたほどの舞台、観たいが遠い。
ただ、25歳以下だと1500円という
若者にとってとてつもなくリーズナブルな公演であることは間違いない。
養成学校の先生をやっている鶏卵さんがほれ込む舞台。
観てみたい。
おまけに、25歳以上なんで4000円なのだ。
Noism1「OTHERLAND」│公演カレンダー│滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=10200178
和田はつ子さんの小説のほかに最近よく読んでいるのが
宮本昌孝作品だろうか。
先日お亡くなりになった児玉清さんがラジオで推奨していたので読んでみたのだ。
今のところ読んだのは下記のもの。
剣豪将軍義輝 徳間ノベルス、1994
尼首二十万石 講談社 1997.8
青嵐の馬 文藝春秋、1998
北斗の銃弾 講談社 1998.4
影十手活殺帖 講談社 1999.6
藩校早春賦 集英社 1999.7
将軍の星 義輝異聞 徳間書店 2000.4
陣借り平助 祥伝社 2000.7
夏雲あがれ 集英社 2002.8
おねだり女房 影十手活殺帖 講談社 2007.3
海王 徳間書店 2009.1
天空の陣風(はやて) 祥伝社 2010.3
今は「風魔 祥伝社 2006」を読んでいる。
宮本作品の特徴は適度なエロティズムと冗談のような登場人物の強さだろう。
ただ、「剣豪将軍義輝」のように実在の人物がかかわってくると多少絵空事の度合いが強くなる。
続編の「海王」だとほとんど「北斗の拳」に近いくらいめちゃくちゃな設定やキャラクターになっている。
いちばん面白かったのは「藩校早春賦」「夏雲あがれ」のシリーズだろうか。
失敗したのは読んだ順番が逆になってしまったことだ。
宮本作品は 後半になるほど設定がめちゃくちゃになるので
当然続編のほう、最初よりも派手な設定になってくる。
「夏雲あがれ」がかなり派手な話だったので「藩校早春賦」を読んだら意外とあっさりした印象だった。
展開が楽しみなのは「影十手活殺帖」シリーズだ。
「尼首二十万石」が最初だということなんだが、記憶があいまいなのはなぜなんだろう。
いちばん最近の「おねだり女房 影十手活殺帖」は女性がうまく書けていて面白い。
就職のために松江まで
面接の結果はまだ不明です。
行きは車窓が興味深かったのですが
帰りは同じ風景なので読書を
和田はつ子
「悲桜餅」
「おとぎ菓子」
「末期葵」
「幽霊蕨」
最初の2冊が料理人季蔵捕物控シリーズ
あとの2冊が口中医桂助事件帖シリーズ
どれも軽く読めて面白かったです。
ただ、口中医桂助の時代背景が江戸末期なのに
いまさら気がつきました。
そのうち、坂本竜馬とかも出てくるのだろうか?
「ひねくれた人に振り回されない88の方法」はが面白かったので
「無神経な人に傷つけられない88の方法」というのを借りてきて読んでみた。
まあ、わかりやすい本で、今回も「幼いころに親に虐げられたのが原因」というのが結論のようだ。
ついでだから、著者を検索してみた。
岩月謙司
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%9C%88%E8%AC%99%E5%8F%B8
わいせつ罪で捕まって、懲役2年。
香川大学を懲戒免職。
ベストセラーを連発していい気になったのだろうか?
ネットで検索すると相変わらずファンも多いようだが。
さるさる日記 - 月虹舎日記
http://www4.diary.ne.jp/user/415664/
向こう様の都合で終了だそうです。
自分の書いた日記のなかに、「ちょっと待って、神様」にはまっているというのがあった。
すっかり忘れていたが、デビュー直後から私は宮崎あおいの
ファンだったようだ。
ちょっと待って、神様
http://www.youtube.com/watch?v=ncsl2Fo-xdA&feature=player_embedded#at=21
今、観なおしているけど
やっぱり傑作です。
出演者がいい。
名優ぞろいです
仙台在住の秋亜綺羅さんから「ココア共和国vol.6」を贈っていただきました。
地震で被災されて1ヶ月遅れの発行になったようです。
以下は「ココア共和国 - Yahoo!ブログ」からの引用です。
http://blogs.yahoo.co.jp/cacaodokoda
季刊ココア共和国 vol.6
原稿の整理の続きをやっています。
今日やったのは「水戸芸術館殺人事件」をスキャナーで読み込んで
PDFに
これでノートは廃棄です。
PDFはこちらにあります。
http://cid-9756d4c85adf4abe.office.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b
映画のシナリオです。
5分間ぐらいの映画を実習で撮りたいという友人の要望で書きました。
瀬戸物屋にはモデルがあります。
写真は2003年に撮影したものです。
映画の撮影が実際に行われたかどうかは、しりません。
連絡が来なかったので、撮らなかったのだと思います。
瀬戸物屋の写真。張り紙には「福の神あります」と書いてあります。
「福の神あります」
1 不幸が続いた
K「よくないことはたてつづけに起きる」
K「うちを出ようとしたら、靴のひもが切れた」
K「アイスクリームが落ちた。……あっ」
K「彼氏に振られた」
A「ごめんな。好きなんだ、あいつのほうが」
K「バイトを首になった」
店長「高校生の方が時給が安くてすむんだよ。うちもたいへんなんだ」
K「おやじが勤めていた会社が倒産した」
電話の向こうで
父「というわけで、悪いが今月から仕送りはちょっと厳しいかもしれない。すぐなんとかするから」
K「ぼーぜんとして、歩いていたら自転車にはねられた」
W「(声だけ)大丈夫」
K「はい」
K「私はなにか悪いことをしたのだろうか」
2 福の神あります
すぐ目の前の瀬戸物屋のウィンドウに「福の神あります」の張り紙。
店に入っていこうとするK、店の前でこける。Wがついて店に入る。
K「福の神っておいくらですか」
店主「○○円です」
K「(財布の中を確認して)じゃあください」
振り向くとW。
W「病院とか、いかなくていい?」
店主「(Wのことはまるで見えていないかのように)はいおつり」
店を出ていくK。後ろからWがついてくる。
3.アパートへ行く道
W「俺、石神っていうんだ」
K「福の神さんですよね」
W「えっ、いや……」
4.Kのアパート
K「どうぞ」
W「いや、送ってきただけだから」
K「それじゃ意味ないでしょ。」
W「はっ?」
部屋の中で、見つめ合う二人。
K「おなか空きましたね。」
W「はあ」
K「ご飯食べましょうか」
W「はあ」
K「やっぱり私が作るのよね」
W「えっ」
食べ終わった二人。
置物の福の神と見比べて
K「福の神がある。福の神がいる。福の神がある。福の神がいる」
W「帰ります。大丈夫みたいだから」
K「神様、帰っちゃうんだ」
W「いや、だから」
K「また明日。待っているから」
W「(独白)こないって」
5 Wの帰り道
W、コンビニのレジで金を払おうとするが、財布がないのに気づく。
W「財布忘れたんでやっぱりいいです」
時計を見て
W「明日の朝早くいけばいいか」
6 (なくてもいいシーン)
Kが財布を見つけて
K「福の神も貧乏なんだ」
7 Kのアパート
翌朝6時半。ドアをノックするW。
W「朝早くごめん。たぶん、個の部屋に財布忘れちゃって、出かけちゃう前じゃないとまずいかなって、あれないと飯も食えなくて」
K「朝御飯食べます」
W「はっ、はい」
8 道を歩く二人
K「で、お父さんが勤めている会社が倒産しちゃって……どうなっちゃうんだろう」
W「はあ」
K「神様、なんとかしてくれますよね」
W「本当に神様がいれば、何とかしてくれるんじゃないですか」
K「ずいぶん他人事なんですね」
W「一応他人だから」
K「あの、神様ってあるだけでも、いるだけでもだめだと思うんですよ。人間だってがんばっているんだから神様もがんばってもらわないと」
W「それってもしかして俺」
K「はい。それで、とりあえずはアパート代なんですけど」
9 病院
W「なぜか神様は私を、病院に連れて行ったが、入り口で引き返した」
K「医者にかかる金なんてないしさ、とりあえず、バイト探して金用意してからだよな」
10 道路工事現場
旗振りをしているW。
W「(ふっとわれに帰り)俺なんでこんなことしているんだろう.」
11 1ヶ月後、Kのアパート
W「(金を渡して)これで病院に行ってください」
K「でも、その前にアパート代が……ご飯食べていきます?これで何か買ってきますから(とWの持ってきた金をつかむ)」
12 2時間後
W「ごちそうさまでした」
K「どういたしまして」
W「ところで、仮に俺が福の神だとして、もちろん違うんですけど福の神だとしたら、努力しない人にはご利益をもたらさないと思うんですよね」
K「はあ」
W「あなたも働くべきです。いや、働きなさい」
K「でも、バイト首になっちゃったんですよね」
W「観つける努力をしてみなくちゃ」
13 コンビニ
Kが出てくる.WにOKサイン.
14 道路
にこやかに買い物をする二人.これを見ている中年の男。
15 部屋の中
電話。
K「はい」
男「すみません。あの、そちらにですね、うちの貧乏神がお世話になっていませんか」
K「いえ……福の神さんだったらいらしてますけど。いえ福の神さんです、」
16 翌日アパートの部屋
男「ちょっとした事故で、記憶をなくしたらしくて、人間界で研修中の身だったんですが。まあ、連絡が取れなくなったのでこうして探していたというわけで」
K「そう言われても。福の神だと思っていたら貧乏神だったなんて」
男「……あいつも、今が大切な時ですから……それに今返して頂かないと、今後ますます貧乏になる可能性もあるわけで」
K「はあ」
男「人間と同棲なんて、まったくあいつにも困ったもんだ」
K「貧乏になるんですね」
男「もちろんです」
17 夜
K「福の神がある。貧乏神がいる.」
W「俺って、やっぱり貧乏神なのかな.働けど働けど暮し楽にならないもんな。でも、貧乏なのはおまえの分の家賃まで働いているからだぞ」
K「でも、一緒にいるとなんとなく幸せな感じだよ」
W「そうだよな」
18 2時間後
一緒の布団で寝ている二人.天井を見つめて。
K「結局、私は福の神が貧乏神でも一緒にいたほうがいいと決心をした。貧乏と幸せとは関係ないはずだもの」
19 働く二人
20 3ヶ月後。アパート
K「3ヶ月がなんとか過ぎた。貧乏神にも昇級試験があるらしい。」
Wが封筒を広げると「じゃん」内定合格。
次に宝くじを新聞で確認し
W「1等1億円。やったー」(電話をかけ)
W「親父、就職内定。おまけに宝くじ1億円ゲットだぜ。彼女は出来るしさ……えー、会ったことがある。いつだよ」
K「どうやら、昇級して本当に福の神になってくれるかもしれない」
21 瀬戸物屋の前
福の神ありますに×がしてあり朱文字で「売りきれました」
END
「ひねくれた人に振り回されない88の方法」岩月謙司(大和書房)
読めば読むほど、このひねくれた人というのが自分に思えてきます。
結論としては、ひねくれた人と接するときには「ひねくれた人」として理解して対策を練るしかないのだそうで、自分がひねくれた人間だと思ったら、なぜひねくれたのかを直視して、トラウマを克服し、人に寛容になって生きるしかないのでそうです。
難しいなあ。
カテゴリーを少し増やしてあります。
自分で何がどこにあるのかを見つけやすいようにするだけのものです。
書きかけのものが多くて
何じゃこれはというものだらけでした。