演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

最近の読書

2012年07月28日 21時49分57秒 | 読書

「高校生レストランの奇跡」(岸川政之 著)
多紀町の高校生レストランが出来るまでの話とかいろいろ
挫折ってのは大切かなって、のがテーマでしょうか。

「教科書には載っていない!戦前の日本」(武田智弘 著)
広瀬さんの名作「マイナスゼロ」で昭和7年の様子は大体知ってはいたが
戦前の日本の経済成長が著しすぎて
それが、第二次世界大戦の引き金になったという資料は
なかなかお目にかかったことがなかった。

「バクテリアを呼ぶ男」(葉坂勝 著)
生ゴミや家畜の糞尿から有機肥料を作る
ハザカプラントを考案した人の話なんだが
いまだに普及していないのには
システムに問題があるか
人柄に問題があるかのどちらかなんだろう。

「国土交通白書 平成23年度版」
領土問題などへの切込みが加わったが
基調は例年とあまり変りはない。


宇宙人ポ-ル

2012年07月25日 21時10分03秒 | DVD

DVDがとっくに出ていたのに
観忘れてました。

傑作です。

サイモン・ペッグ
ニック・フロスト

この二人が組むと安い映画も傑作になります。


どんな他人でも影響は受ける

2012年07月17日 22時59分24秒 | 脚本
一応、カテゴリーを脚本にしていますが
演技でも同じです。

他人からの影響を受けない人はいません。

まねをすることで、いろいろなことを覚えていくのですから。

そのこと自体は悪いことではないと思います。

ただ、いつまでも生徒でいたい人と
生徒であることをとっとと止める人とがいます。

別の言い方をすると生徒であることを辞められない人がいるのです。

ここでいう生徒とは「テストのように決まった答えがあると思っている人」です。

そういう生き方のほうが幸せなことも多いのでしょうが、
脚本を書いたり、演出したりするときには、あまり向いていないかもしれません。
ただ、好き勝手にするということとはまったく違います。
答えを見つけ出したり、違う答えを導き出せる、ということです。

うーん、このところ書くことがえらそうだな。

残念ながら、面白く書く気力が今ありません。
ごめんね。

泣く演技、泣かされる演技

2012年07月16日 21時18分58秒 | 演技
笑うで説明しようかと思いましたが
「泣く」のほうが説明が簡単かなと思いましたので

指導するときに意識しているのが
「なぜ」
です。

ただ、想像されているのと違うのは
「なぜここで泣かなくてはいけないのか」という説明はほとんどしません。
こういう演出よくいますよね。
これって、文学なんです。
心理を説明して、「だからほら、泣けるだろ」
こういう発想は社会に出てからほとんど役に立ちません。


そうではなくて「泣かせるほうの力が必要なんで」
「こうやらなくちゃ、相手は泣けないよね」
「相手が泣くために、どんなことを注意しなければいけない」
「なぜ、こいつが泣くことが重要で、そのためにはこっちがどういうトスを出してあげる必要があるのか」

という説明をしっかりやるように努力してます。

他人はいきなり泣いたり、いきなり怒ったりしません。

必ず相手がいるのです。

他人が面白くても

2012年07月11日 22時43分59秒 | 脚本
他人が面白くても自分は面白くない。
まあ、好みがありますし
自分にとっては日常会話って場合もあります。

別役実さんの戯曲は評価が高いですが
私にとっては、比較的よくある話の羅列にしか見えません。

名前を覚えてもらえない(存在証明が出来ない)
明日いきなり理由もなく死んでしまう人たち
わけの分からない差別

他人の企画の時には参加しますが
自分の企画ではどうでしょう。

つかこうへいの作品なんかは
うちの親戚の日常会話かな。

自分にとっての日常だから
やる意味はない。

逆に考えれば
他人には
面白いのかもしれません。

うまく書けないときは
あきらめて
自分の日常を書きましょう。

自分的には
非推奨ですけど
手段ではあります。

まあ、自分で演出しないタイプだと
違和感はないかもしれませんね。


季刊 ココア共和国vol.10

2012年07月10日 12時09分58秒 | 
自分のカテゴリーに詩があるのだが、自分自身が詩を理解しているとは思えない。
ただ、大昔喫茶店で聞いた秋亜綺羅さんの詩は、音の持つエネルギーがよく伝わってきた。

季刊「ココア共和国」をまた送っていただき、感謝である。
が、まだ、よく分からないというのが本音だ。

季刊 ココア共和国vol.9



何が私にとって難しいのだろう?

追記
9と10を間違えてました。
いただいたのはVol.10です。

あずきちゃん

2012年07月10日 00時47分35秒 | 読書
秋元康原作、木村千歌作画の漫画だが、久々に読み返してみました。
実は木村千歌さんの「カンベンしてちょ!」という、めちゃくちゃHな少女漫画が大好きです。
ただ、世の中の流れからすると、受け入れられないのかwikにすら載っていません。

さて、久々に読み直した「あずきちゃん」ですが、さすがAKB48のプロデューサー
いい感じのラブコメになっています。

アニメしか知らない人にはびっくりかもしれませんが
全5巻のうちアニメの舞台になる小学校時代は2巻しかありません。


「ちびまる子ちゃん」もそうですが、単行本は大人になった「あずきちゃん」も出てきます。
後日談のあずきちゃんのドラマを実写版で観てみたい気もします。
これだったら、年齢的に北乃きいでもやれます。

秋元さんをますます儲けさせることになるので
ちょっとしゃくですけど。