演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

昼から発泡酒

2010年07月26日 10時37分56秒 | その他
昨日は暑かった。

午前中はJ-STEPでひと泳ぎ。
なんか、疲れているのでリハビリ中心。

帰ってきて発泡酒を飲み始め
うだうだと読書。
旭爪あかねの「稲の旋律」読了。
小説としてのリズムが出てくるのが
後半なので、かなりつらい読書だった。
映画「アンダンテ」の原作。
映画を観てみたくなった。

そのあと、DVDを観たりして

結局発泡酒500ml×5本。

いつ寝たのか覚えていない。

勉強しなくていいのか。
試験は8/8だ。

おたんこナース(眼瞼下垂手術)

2010年07月15日 08時41分05秒 | その他
目の手術をすることになったmixiの知り合いのブログがあまりに面白かったので
転載していいか?と聞いたらOKとのこと。
以下本文です。

本日、朝8時50分に病院に入り、手術は10時開始の予定。
受付に行くと病棟の担当看護婦さんが病室まで案内してくれるという。
パッチリとした目が実に可愛い子だ!
先日、外来で病院に来た時のちょっと抜けた子とは違う…
まずは問診のようなものをその子に受ける。アレルギーやなんかのごくありふれた内容だ。

しかし、家族構成の問いの辺りで彼女が本性を現し始めた…

「ご家族は?」
…妻と二人暮らしです
「ご両親は健在ですか?」
…はい
「ご兄弟は?」

彼女はぼくの家の家系図のようなものを問診表に書き込んでいく… 本当にこれが「瞼の手術」に必要なのだろうか…  最終的には妹の姑まで書き込まれた家系図が…

そして彼女は、「あと20分くらいゆっくり荷物の整理でもしていてくださいね」とにこやかに去って行った。
が、一分の経たぬうち彼女は血相を変えて点滴の道具を積んだワゴンを押して引き返してきて、
「時間がないので急いで点滴をします」と言う。そして手術着をぼくに手渡し、
「全部脱いでこれに着替えてください」といってベッドの周りのカーテンを閉めて自分は点滴の用意を始めた。

かわいい子と二人きりのカーテンの中で服を脱ぐなんて、少し緊張する… が、相手は看護婦さん、こんなことは慣れているはずだ。
思い切って全部脱ぐと…

「!やっぱり、私、出てますね!」
…いや、もう脱いでしまいましたから…
「下着まで脱ぐと思わなかったので…!出ます!」
…いや!もう全裸なんで、むしろカーテンをあけないで~!!
だいたい、彼女は「全部脱いで」と言ったのだが…

手術着に着替え、
「じゃあ、点滴しますね~。  あっ! 点滴スタンドを忘れてきました! 取ってきますね!」



「お待たせしました! ちょっとチクッとしますね~」
チクッ…  グリグリ
(イテテ… なんかチクッどころか、血管の中を針がグリグリいっているぞ)

「すみません、一回抜きますね~!」
そして彼女はぼくの腕を平手で叩き始めた。
バシッ!バシッ!バシッ!   
(今まで三回点滴の経験があるがこんなに痛い点滴は初めてだ… 平手で叩くと血管が見やすくなるとかあるのか?)

「すみません、もう一回チクッとします~」
チクッ…  グリグリ
(イテテ… イッテ~ェ!)

「すみません、もう一回いきます」
ブスゥ!  グッグッ!
(うあ~!!  イテェ!!)

「すみません、また抜きますね、言い訳になっちゃいますけど、血管がスゴク硬くて…  痛かったでしょう?」
…いや、大丈夫ですよ…
「いいえ!痛かったはずです!!」

彼女はやや逆ギレすると走って出て行った…

(くそ~! 血管以外のスゴク硬いモンで痛くしたろか~!)

彼女は先輩らしい看護婦さんを連れて戻ってきた。 
先輩らしき看護婦さんが点滴すると…   一発で成功…   と、言うか普通なのだが… 

先輩は出て行き、おたんこナースが
「反対の腕で血圧計りますね~!  あっ!聴診器を忘れてきました」

彼女はまた走り出ると、廊下にいた先ほどの先輩看護婦に
「○○さん、聴診器使いますか~?」
と聞いて、
「自分の取ってらっしゃい」
と怒られていた。

戻ってきた彼女に血圧を計ってもらい、フト彼女の手を見ると…

手の甲はボールペンでの覚え書きで「耳なし芳一」のよう… よっぽど忘れ物が多いのね…

そして… いよいよ手術が始まる…

ミスト

2010年07月13日 23時14分24秒 | DVD

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督とスティーヴン・キング原作のコンビのDVD。
2007年の作品。
観終わって昔読んだ原作と違う、と思ったが、それについては原作者が承知の上だったらしい。

とにかく、怖い。

映像も怖いが心理的に怖いのだ。

大昔に「マタンゴ」を観たとき以来の衝撃かもしれない。

必見といいたいが、心の弱い人が観るとトラウマが残りそうなので
心理的に残酷なのが大好きという人向きかもしれない。

私は同じ状況に置かれたら、この映画の中の、二人の兵隊と同じ行動を取ると思う。

前に電車の中で知り合った中国人の東大の大学院生が核融合は原子力と違って、
原料の水素が気体だから
異常が生じたら原料をカットしてやれば、すぐ停止するから原子力よりも安全なのだ
と説明してくれて、妙に納得していたのだが
別の友人にこの話をしたら
核融合して物質がヘリユウムからどんどん重い物質に融合し続けたら
やっぱり危ないのでは、という指摘を受けた。
なるほどそうかもしれない、とこれも妙に納得してしまった。

つまり、そういう作品なのだ。
ネタばれになるので、こんな書き方しかできない。


つかこうへい逝く

2010年07月13日 22時16分19秒 | 演劇
つかの舞台は今から37年ほど前に「松ヶ浦ゴドー戒」を青山のVAN99ホールで観ています。その前には、文学座で上演されたばかりの「熱海殺人事件」を地方劇団で上演する際の照明プランもやっていました。
80年代の演劇界では「つか以前とつか以後」という感じが確かにありました。一時期は井上ひさしまで影響を受けた作品を書いていました。
それくらい面白かったのは事実です。

在日表明は有名になって何年目かですが、別に本人は隠している意識はなかったのかもしれません。ただ、在日だと知ったときに、劇構造の基盤が一気に分かってしまった感じがあって「知らないほうが面白かったのに」と仲間はみんなで言ってました。

つかで一番印象に残っているのは
まだ、つかこうへい事務所を立ち上げる前の
NHKのラジオインタビュー。
24歳で「熱海殺人事件」が岸田戯曲賞を取る前だったような記憶が
「まだ、仕送りしてもらっているんですよね」
といっていたのを、よく覚えています。
裕福なんだな、とちょっとうらやましかったです。

なんだかんだいっても、どこかで妙にかかわりがあって(間接的ですが)
こんなところでも、かかわってしまうのだ(こっちが感じているだけですけど)
と感じさせる人でもありました。
そういえば、大学時代に初期作品の「出発」を上演したこともあった。
すっかり忘れていた。

ご冥福をお祈りいたします。

季刊 ココア共和国vol.3

2010年07月12日 10時34分24秒 | 

秋亜綺羅 さんに「季刊 ココア共和国vol.3」を送っていただきました。
今回も、掲示板部分がなかなか刺激的です。
以下は
秋さんのHPから引用。宣伝だから無断引用陳謝!ただ、ブログの文字数制限に引っかかったので、一部削除してます。

秋亜綺羅=詩人。1951年生。

へんな名まえですが、詩を書くときのペンネームです。40年前わたしが高校生のころ、寺山修司さんがつけてくれたもので、大事にしています。
角川文庫の『書を捨てよ、町へ出よう』(寺山修司)に、ハイティーン時代に書いたわたしの詩「百行書きたい」が載っています。
立ち読みしてもらえたら、うれしいです。詩集としては『海!ひっくり返れ!おきあがりこぼし!』(1971)があります。
 
 季刊ココア共和国 vol.3
秋亜綺羅(),いがらしみきお(),須藤洋平(),みゆき()
小鹿夏(),柏木美奈子(編集,イラスト)
 価格:¥525
 
商品の説明
内容紹介
 詩人・秋亜綺羅による個人季刊誌第3号。
 今号は右開きからが詩。左開きではブログを編集。
 そのまんなかには剥がして読める美術のページ、というわけです。
著者について
いがらしみきお=漫画家。1955年生。仙台市在住。
 『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』『3歳児くん』
 『かむろば村へ』など多数。
 日本漫画家協会優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。
 須藤洋平=詩人。1977年生。宮城県本吉郡南三陸町在住。
 詩集『みちのく鉄砲店』で第12回中原中也賞。
 みゆき=詩人。関東在住。
 ブログで詩、童話などを発表。
 小鹿夏=イラストレータ、童話作家。1986年生。
 みなとみらい、神楽坂で個展。
 長編絵本童話「イモリのしっぽ」執筆中。
 

築地魚河岸三代目

2010年07月10日 23時22分48秒 | DVD

金曜日の遅くから「築地魚河岸三代目」というDVDを観始めたんだけど
大杉蓮が7/7に亡くなった友人にそっくりで、その友人に見えてきてしょうがない。

おまけに、大杉蓮の奥さんが末期がんという設定で
今一時停止して息をついています。

話としてはたわいないものだったけど
思い出深い作品になってしまった。

もうひとつ、キャストは脇が豪華なのに
なぜ、ヒロインが田中麗奈なのだろう。
熱演していたが、彼女がやると薄く感じるのだ。
よく映画に出ているようだから
現場受けするのだろうか。


『神童』

2010年07月10日 22時27分54秒 | DVD

原作の漫画は読んでいないが
多分、原作も色気があるのだろう。

特に成海 璃子は圧巻の色気だ。
デビュー当時の裕木奈江みたいな感じで
そのうちにいろいろうわさになるのだろう。

主な脇を自由劇場出身者で固めたのもよかった。

細かいところはどうでもいいような映画だった。