大部分はまだノートに眠ってます。
一人芝居も3本ほど書いてあるのですが
いまだに一本もネットには載せていません。
この中で、ひとつだけ
上演したのを忘れている作品があって
でも、この間ビデオが出てきたんです。
女の子が出ているんですけど
上演した記憶がない。
だから、怖くて観れません。
私が演出しているはずなんだけど
演出した記憶もないのだから。
一度書いたら消えてしまいました。
同じものを書けるかな?
一昨年、大学生が主催する子供ミュージカルの手伝いをしました。
会場も決まっていないし、台本もできていないし、ないないづくしのところから始まったミュージカルでした。
私は大学生には会場の借り方や、脚本の書き方を教えていましたが、子供たちの演技指導もやることになりました。
演出は別にいたので、私は6人ほどの子供の担当になりました。
子供を教えるのは私も初めての経験だったので、子供たちにちょっと練習してもらいましたが面白くなりません。
台詞はまあまあ言えるのですが、動けないのです。
オーディションもなしで集められた小学校4~6年生なんであまり期待するほうが無理なんですけど、何とかしなくてはいけません。
そこで、子供たちにこういう説明をしました。
1.動くということは止まっている状態の連続です。
2.動くスピードが変わることで意味が変わってきます。
3.うまく止まれるようになってください。
1.はパラパラ漫画をイメージしてもらえば分かりやすいと想います。実際には私が演じてみましたが。
2.はそのパラパラ漫画でたとえれば、幅跳びの漫画で跳んだ瞬間からゆっくりにしたときと、早くしたときでは、同じ漫画が違う意味になるということです。
3.は動きがどう止まるかによって、演技に意味が出てくるということです。
幸い作品が「ブレーメンの音楽隊」で、彼らの役どころは泥棒でしたので、練習はストップモーションからはじめました。
ゆっくり歩いて、ストップ(ここに犬の声がかぶれば、演技の意味は分かりやすいですね)。
早く歩いて、ストップ(はい、物陰に隠れて)。
これは、泥棒の演技でなくても基本は同じです。
昨年と比べるとちょっと地味な構成でした。
安田さんがメインを取らないのも、はじめてかも。
完成度は高かったと思うけど
素人受けはしていませんでした。
こっちが尻ばっかり見ている
ポジションだったのもよくなかったかな。
演奏は今迄で一番よかったです。
しかし、うんけんが参加していたとは。
顔が違って見えたけど。
ただ、MCはにーなちゃんがよかったな。
羽原大介の作品で初めて泣かされました。
芝居のテンポもいいし、いろいろな意味でごまかさないし
よかったですね。
汐崎アイル君も屈折した役どころで
娘に見せたかったですね。
で、お目当ての藤田美歌子さんですが
今まで観た中で一番出番が多かったです。
新宿芸能者旗揚げのときに
アンケート用紙の裏表に駄目だししたのは
彼女の中でも印象に強いらしく
「今日は、よかったよ」と言ったら
「うれしいな」と言ってくれました。
まあ、そのあと
「もう少し色気があるともっといいんだけど」
と付け加えておきましたけど。
(相変わらず、口の悪い私です)
今回も雨にもかかわらずほぼ満席。
9月公演は売り切れ続出かな。