9年かかって24巻。漫画家さんは大変だ。
この巻で、一番気になったのは、梅子と神木隆絃が出会うシーン。高校生ぐらいの神木とどう見ても幼稚園児の梅子。しかし、梅子のませていること。もっと、じいちゃんとか八重さんの話も読みたいが、このペースだと無理なんだろう。
全巻読み通すのがお勧めです。
9年かかって24巻。漫画家さんは大変だ。
この巻で、一番気になったのは、梅子と神木隆絃が出会うシーン。高校生ぐらいの神木とどう見ても幼稚園児の梅子。しかし、梅子のませていること。もっと、じいちゃんとか八重さんの話も読みたいが、このペースだと無理なんだろう。
全巻読み通すのがお勧めです。
10月13日。前日は台風19号が上陸して、日本各地に被害をもたらし、丸子泉ヶ谷里山芸術祭も中止だったのだが、翌13日は天気に恵まれた。
展示されている作品は玉石混合だが、見事なものも結構ある。
会場は7つに分かれていて、観るのに結構時間がかかった。
第5会場で石村君に出会いしばし歓談ののち、いったん別れ、時間近くに上演場所へ入場した。
泉ヶ谷公民館で【里山おはなし会】
石村勇二
★井上ひさし作「質草」
新間好子
★藤沢周平作「桐畑に雨のふる日」
新間さんもよかったが、石村君の「質草」は本当に良かった。
一人芝居と言いながら、ほとんど落語に近い語りで、それでいて小説が素材なので、落語ともちょっと違う、ふしぎな感じだ。
落語で言うまくらの部分ではちょっと不安になったけれど、本編が始まってからは実になめらかで、途中涙が出てきたくらいだ。
話としては、黄表紙の版をする版木職人が、自分も戯作を書いてみたくなり、書いたところ出版され、書くたびに人気が上がっていったのはいいが、書く作品書く作品すべてが夢落ちで、これでいいのかと迷っていた。雪の日に姉のところへ用事があってその帰り、団子やで 団子を頼んだのはいいのだが、いざ払おうとしたら、財布がない。そこで向かいの質屋へ行って・・・。
中盤から後半にかけて、どんどん滑らかになっていった。
残念だったのは、観客の少なさ。ちょっと前に、やった公演は売り切れだったのに(だから行けませんでした)、無料の公演がガラガラとは。
お茶のサービスもあって、お得だったのに。
10月6日は浅間神社でオクシズ演劇祭と浅間通り商店街でながまさ祭りを観てきた。
昼間の上演ということもあり、照明も明るくするだけの簡単なもので、題材は静岡の地元の民話をアレンジした朗読劇で、時間にして15分程度だった。朗読は昔語り「沼のばあさん」というものだったが、音楽に頼りすぎているように感じた。
それよりも何よりも、前説が長すぎる。本番よりも前説のほうが長いのではないかと思ってしまった。もともと、SPACの芝居は中途半端で、音楽に頼る傾向が今の芸術監督になってから強くなっている気がする。「真夏の世の夢」もぶつ切りで、水戸の芸術館の同作の舞台に比べると、見た目はいいかもしれないが、舞台の面白さかとか、内容が観客に伝わる力は弱かった。
2時間半ぐらいの、きっちりした舞台を観てみたいものだ。
それと、作品と作品の上演の間が1時間ほどもあり、次の作品を観る気がうせてしまう。
ながまさ祭りはボクシングをやっていたり、屋台が出ていたりで楽しかったが、静大のよさこいのクラブが力が入っていてよかった。
失敗したのがこれ。12日からと書いてあるのに、もうやっていると思って、入場してしまった。
もと演劇祭へ行ったのは、イチニノの『なかなおり/やりなおし』 を観劇する為だった。キャストのうち3人が拙作「嵐を呼ぶ男」に出演してくれていたのだが、本来はどんな芝居をやっているのか、観てみたいと思ったのだ。
NHKオンデマンドで観たものは
清原果耶
「透明なゆりかご」
「螢草 菜々の剣」(2話まで)
多部未華子
「ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜」
「これは経費で落ちません」
橋本愛
「ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜」
「長閑の庭」
どれもよかったが、「透明なゆりかご」と「ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜」は期待していなかっただけに、面白さが際立った。