演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

初めての絵本

2022年02月28日 17時50分06秒 | その他

11月から「読み聞かせ講座」に通い、途中入院などがあったが、2月に6回目の講座があって終了となった。
入院中暇だったので、発表用の絵本を作成した。
FACEBOOKにアップしてみたのだが、反応が全くない。
まあ、仕方がないか。
対象は2~3歳児だそうで、発表は子供の前でやる予定だったのだが、コロナのせいで大人だけでやることに。
その絵本はここに。


劇リンピック2022

2022年02月27日 07時11分05秒 | 演劇

2月26日15時15分の回
15時30分と勘違いしていた。着いたらもう始まりますよ、と言われたのはびっくりしたが、自分が時間を勘違いしていたようだ。
上演以下の4作。

UNIT.F「記者会見は突然に」
10分程度の一人芝居。
125歳の爺さんが「頑固せんべい」を食べたら、歯が欠けたというので謝罪会見をすることになった工場長の話。
なぜ工場長が一人で謝罪会見をすることになったのか、会見が進むにつれてその理由がだんだんと明らかになるのだが。
コントを見ているようで、かといって、お笑いの芸とは違うため、笑っていいものやら悪いものやら中途半端だった気がする。
あと、オープニングの音楽は必要だったのだろうか?

猫熊withねこなべ「クジラの歌」
AIで機能するマッチングアプリで出会った二人が、会話をしているのだが、そのうちになんにマッチしたのかが分かるという話。
放送部分がよく聞き取れない。もしかすると、こっちの耳が老化したのかもしれないのだが、天井にスピーカーがあるのが原因かもしれない。
技術的なことで言えば、音楽と照明がよく分からない。音楽はだらだらと流れているし、照明はあまり計算されていないようだ。
脚本は、前半の会話がかなり唐突で、なおかついきなりズバズバと自分の考えを言っている。もしかして最近の若者はこういう会話なのか、と考えさせられたのだが、逆にもっと、静かに始まった方が後半につながったかもしれない。
外部から舞台監督を招くのも手だろう。

演劇ユニットFOX・WORKS「トライオキシン245」
全体としてはコントぽいけれど、一番お芝居らしかった。
世界を侵略しつつあるゾンビが怖いからと、夜になると押し入れに閉じこもって、配信活動をするお父さん。娘たちはその父親をなんとか外に出そうとする。
ふすま一枚で、ゾンビから防備できるというところからしてナンセンスなのだが、お父さんの思い込みだとすれば、まあ、納得というべきか、ここらへんをあまり考えてはいけないのだろう。
会話に加えて語る部分を工夫すると劇としての奥行きが出ると思うのだが、いかがなものであろうか。

イチニノ「胴の長い猫」
演技も音楽も照明もしっかりしているのだが、セリフがよく聞き取れない。
こっちの耳が老化しているのか、天井が低い会場なので、大声を出すと音が割れるせいなのか。
教師と女生徒の恋の話だということは分かったのだが、細かいセリフが伝わってこない。
だから、ストーリーの面白さがあまり伝わってこなかった。
ただ、終演後のトークショーでも取り上げられていたが、劇中何度か繰り広げられる超高速マイムマイムは、観ていて気持ちがよかった。
自分たちでマイムマイムを使った時は、銀河鉄道のラストシーンで40人ぐらいいた乗客(村人)が、マイムマイムを踊りながらひとりひとり消えていき、最後に舞台の上にリンゴが一つ照明の中に残って音楽が高鳴る中でゆっくりと照明が消えてゆくというものだった。
なんか、気分が高まる曲なんだよね。


いとうえいのエロ漫画

2022年02月23日 13時09分31秒 | 読書

いとうえいの「高嶺の華は乱れ咲き」の絵が好きで、毎回新しいのが出るたびに購入している。
この作品は高校生のSMを描いたもので、そんなにスケベ度は高くなくて、読みやすい。

しかし、もともといとうえいという人はかなりハードなエロ漫画を描く人らしく、「いとうえい」で検索していたら、「エロ漫画大好き」というサイトで、かなりハードなエロ漫画を発表していることが分かった。
18禁のサイトらしいが、この手の漫画が好きで、なおかつ、比較的可愛い絵柄が好きな方にはお勧めである。


たーたん 6巻

2022年02月23日 13時04分31秒 | 読書

気が付かないうちに「たーたん」の6巻がとっくに発売になっていた。
ネットで検索して、気が付いたので、あわてて戸田書店へ行って購入してきたのだが、思ったよりも面白くない。
なぜかというと、主人公のさえない中年男であるたーたんのシーンがほとんどないからだ。あと、絵柄が変化しているように思うのだが、気のせいだろうか。
次の巻に期待しよう。


読書が進まない

2022年02月19日 06時55分11秒 | 読書

「転生スキルは「お人形遊び」と「粘土遊び」なんですが、これでどうしろと?」というのを読んでいるが、後半になるにしたがってあまり面白くない。話が広がりすぎて、頭の中で映像化できないからかもしれない。
図書館から借りてきている本と、購入した本は全然読み進んでいない。

劇団清見潟はコロナの影響で人が集まらないとのことで、お休み。
なんだかんだで、11月からスケジュールがあったことがない。


エミール・クストリッツァ監督の「黒猫・白猫」

2022年02月13日 22時25分01秒 | U-NEXT

10時ごろ散歩をしようかと外に出てみたら、雨だったので、部屋に戻って1エミール・クストリッツァ監督の「黒猫・白猫」をU-NEXTで観る。
先が読めないめちゃくちゃなギャグの連発で、圧倒されたが、昼飯になり中断。
昼のあとは西ヶ谷のごみ焼却場に併設された温泉施設へ。料金が410円と安いのは良いのだが、ただ、風呂に入るだけなので、あまり面白くない。
帰ってきてからは、「黒猫・白猫」の続きを観る。
この監督の作品は、どれもハチャメチャで、それでいて政治色があるのだが、この作品には政治色を感じられない。いいような悪いような。音楽は、相変わらず独特で、ブラスの使い方がうまい。

しかし、監督の名前をどうしても覚えられないのはなぜだ。

 


浪花少年探偵団

2022年02月10日 04時05分33秒 | U-NEXT

U-NEXTのお勧めだと、観たいものがなかったので、私のお気に入りの多部未華子を検索したら、かなりの数がヒットした。
今回観たのは、浪花少年探偵団。
ミステリ物としてはかなりいい加減な作品なのだが、キャストが良いせいか見ていて飽きない。しかし、ある回では指紋も取らないのか、と呆れてみていたら、別の回ではしっかり鑑識が指紋を採取していた。
しかし、多部未華子は足もきれいだな、とつまらないところに関心してしまったのが、一番の印象かもしれない。
他にも観たことのない映画もあるのだが、頭を見ただけではずれというのもあるんだよね。


12月5日は四街道市へ

2022年02月09日 07時23分35秒 | 観劇の感想

四街道市の市民劇団「座・劇列車」が30周年記念公演として「やまんばおゆき」を上演するということなので、四街道まで行ってきた。
実は、いとこが役者として出るらしい。つい最近まで、いとこが芝居にかかわっていることを知らなかったので、初めて観ることになったのだ。
前日に下道を使ってとろとろと四街道まで。道の駅「やちよ」で車中泊して、四街道市へ。

会場の「四街道市文化センター」わきの銅像。
朝早く来すぎたので、11月19日に痛めた足を引きずって、市内をうろうろ。

休日のはずだが、高校生の姿がやたらと多い。

なんか、べたなデザインだ。


会場の四街道市文化センター。

なぜか、アジアンなお店がやたらと多い町だった。

普通の、飯屋を見つけるのが難しい。

ここなんて固まっている。


さて、いざ受付が始まると、なんと「当日券はない」とのこと。
いやいや、それでは、いとこに挨拶だけして帰ろうと、ゲネが終わるのを待って、楽屋の方へ。そしたら、別の役者さんの連れがこれなくなったとのことで、チケットをゲットして観ることができた。
舞台の方は、まあ、プロの方が演出した割にはテンポが悪くて、こんなものかなという出来だった。突っ込みどころは、いっぱいあったが、何といっても30年前の初演の再演だ。古く見えるのは致し方がないことだろう。
帰りは高速を使って、一気に清水まで。久しぶりの高速の運転は疲れた。
あと、ETCが欲しいなと思ったので、今回の車検でつけてもらった。


妻小学生になる

2022年02月06日 07時32分30秒 | その他

今TBSテレビで金曜日の夜10時から放送されているのだが、これがなかなか面白い。
もともと芳文社の「漫画TMES」に連載しているときから面白く読ませてもらっていたのだが、テレビドラマにして面白さが増したような気がする。
一番は子役の演技のうまさと、堤真一のコミカルな演技が、作品を際立たせているのだと思う。
以下は、GYAOから。
堤真一主演。妻を亡くしてから失意と共に生きてきた夫とその娘が、妻と奇跡の再会!なんと妻は、小学生になっていた!ちょっと変わった3人による心温まる家族再生の物語。堤真一主演。芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融による話題の同名漫画をドラマ化。10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をするところから物語は始まる。なんと妻(母)は生まれ変わって、10歳の小学生の女の子になっていた! 夫と娘はそんな妻(母)の姿に戸惑いながらも、10年ぶりに彼女に尻を叩かれ叱咤激励される。この物語は、彼らのみならず、一家に関わる周りの人々が「生きること」に再び向き合おうとするちょっと変わったホームドラマである。主人公の新島圭介を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵に石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣に蒔田彩珠をはじめ、森田望智、毎田暖乃,柳家喬太郎,飯塚悟志、吉田羊らが共演。夫婦、親子、大切な人…それぞれの想いが切なくもほっこりと温まる、家族再生の物語。


定年後の知的生産術

2022年02月06日 07時01分00秒 | 読書

「定年後の知的生産の技術」(ちくま新書 谷岡一郎著)を今読んでいる。
この著者の著作は初めて読むのだが、自分が普段考えていることが、完結な文章にまとめられているので、興味深い。
例えばp.63の
「筆者にとって「真のリーダー」とは、「長期的視野を持ち」、「戦略と戦術の違いを認識して使い分けることができ」、「決断すべきときに決断できる」、そしてその決断に皆が従うほどに「人格が優れ、皆から信頼されている」ことが必要だ。こう書いただけでも簡単な条件ではないことはおわかりいただけよう。
付言するなら、リーダーの決断は結果的に正しい必要はない。失敗したとてその場でベストの選択をしたのなら、それはそれで仕方がない。世の中は不測の出来事があり、運・不運は常についてまわるからである。しかし「決断しない人は、最初からリーダーの資格はがない」と考えている。「より高度な楽しい人生を送りたいなら、決断から逃げてはならない」という教訓でもある。」
特に赤字の部分などは、「貧乏な地方劇団のための演劇講座」で述べてきたことと同じである。
後半が楽しみだ。

さて、今回はOCRに一太郎padを使ってみたが、改行の修正以外手を加える必要のない性能のよさにびっくりだ。お勧めである。