演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

大島渚と忍者武芸帳

2021年05月18日 06時51分01秒 | 映画

自分は観ていないのだが、大島渚が監督したアニメ(アニメと言っていいのか分からないが)がある。白戸三平の「忍者武芸帳」だ。このアニメのすごいところは、絵が動かない、すべて静止画なのだ。
漫画の吹き出しのないところの絵にセリフをかぶせただけの映画で、その一部をテレビで観たときに「なんじゃ、これは」と思ったのを覚えている。
「サスケ」のアニメとか、「ワタリ」の実写映画は懐かしい。ただ、「ワタリ」はイメージと違っていた記憶がある。手裏剣投げ方が、隠密剣士で牧冬吉が投げる投げ方と違っていたからだったかな?映画自体、あまり面白くなかった記憶がある。


バスキアのすべて

2020年08月08日 19時54分11秒 | 映画

アメリカの現代アート作家「バスキア」のドキュメンタリー映画。
映画を見るまで名前を知らなかった。70年代から80年代のストリートアーティストの有名人らしいが、変わったやつで、アメリカではそこそこ成功したんだな、という印象しか残らなかった。
あれだけあけっぴろげに、コカインやヘロインをやって、SEXしていれば、早死にするよね、という映画でもあった。
美術はよく分からない。自分がいいと思えばいい作品なのだろうとしか言えない。
ドキュメンタリーとしては、面白かったけど。


キューリー夫人

2020年08月08日 19時36分15秒 | 映画

伝記を読んだことがあるし、なんとなく有名で、夫が亡くなった後は悪いうわさがあったことも知っていたが、発見までの道のりの長さと、どれだけ過酷だったのかを思い知らされる映画だった。


鉱石の破壊にどれだけの労力がかかり、選鉱するのにどれだけの手間が必要で、さらにそこからの道のりの長さは、映画を見ていてよく伝わってきた。ウランを分離するだけでも今でも大変なのに。

このところ、実話に基づく映画をよく見ているが、偉人の生涯はやはりフィクションにしても大元が残っていてすごいと思う。