久しぶりに岩波ホールで映画「二人日和」を見た。「エキプ・ド・シネマの会」に入ってつながりが切れないようにしているのだがなかなかいけないでいた。京都の町家を舞台に静かに流れていく夫婦愛の物語である。同じことを繰り返しながら過ぎていく時間の積み重ね、このところ平凡な日々に心惹かれている。主演は栗塚旭・藤村志保。栗塚さんは私が上京したての頃、「新撰組血風録」というテレビドラマに土方歳三役で出ていた。伯母が勤めていた病院の女医さんが大フアンだったのでよく覚えている。私は沖田総司役で出ていたさわやかな笑顔の島田順司さんが好きだった。栗塚さんに向き合うのはそのとき以来だと思う。良い感じに年をとっておられた。映画が終わりしみじみと余韻に浸っていたら、素敵な方がお見えになりましたと紹介があり、藤村志保さんが現れたのにはびっくり。美しい人はいくつになっても美しく、プログラムなんか買ってサインしてもらった。野村恵一監督は私と同年。良い日本を撮るなーと思った。映画の最後に多くのエンジェルが紹介されていて、この映画がたくさんの人たちの協力でできたものと分かった。
久しぶりに岩波ホールで映画「二人日和」を見た。「エキプ・ド・シネマの会」に入ってつながりが切れないようにしているのだがなかなかいけないでいた。京都の町家を舞台に静かに流れていく夫婦愛の物語である。同じことを繰り返しながら過ぎていく時間の積み重ね、このところ平凡な日々に心惹かれている。主演は栗塚旭・藤村志保。栗塚さんは私が上京したての頃、「新撰組血風録」というテレビドラマに土方歳三役で出ていた。伯母が勤めていた病院の女医さんが大フアンだったのでよく覚えている。私は沖田総司役で出ていたさわやかな笑顔の島田順司さんが好きだった。栗塚さんに向き合うのはそのとき以来だと思う。良い感じに年をとっておられた。映画が終わりしみじみと余韻に浸っていたら、素敵な方がお見えになりましたと紹介があり、藤村志保さんが現れたのにはびっくり。美しい人はいくつになっても美しく、プログラムなんか買ってサインしてもらった。野村恵一監督は私と同年。良い日本を撮るなーと思った。映画の最後に多くのエンジェルが紹介されていて、この映画がたくさんの人たちの協力でできたものと分かった。