先日テレビで森光子主演の「放浪記」が1900回上演を達成したと報じていた。いままで何回も観たいと思いながら見逃してきてしまった名優といわれる人たちの舞台があった。今回はどうしても観たいと思っていたら友人が一緒にと誘ってくれて「放浪記」を見ることができた。「見納めだね~」と後ろの席の人が言っているのが聞こえたが、87歳の人がこうして満席にして演じていることの凄さを感じていた。 このところ何代も続いて老舗といわれる処や何代目という仕事をしている人たちに、続いていることが凄いことなのだとしきりに思うようになった。やっと8年目のミューだが、いつまで続けられるのだろう。今日は2月29日、4年に1度しかやってこない日、心穏やかなよい日であった。