この間新聞に、54歳の父親が20歳の息子に代わって髪にパーマをかけ何かの資格試験を受けて、不審に思った監督官に見つかり公文書偽造で捕まったと出ていた。息子には内緒だったそうだ。何年か前にも女子大の入学試験にやはり父親が女装して受験し、見破られたと聞いたことがあった。第三者としてみると「なんで!」と笑ってしまう話であるが、良い悪いは別として子を思う親心ってこういうものなのかもしれないと思った。親の心、子の心なかなかわかり合えないことが多いのだろう。 12月「西の魔女の家」を見に行ったとき懐かしいものに会った。「二宮金次郎」の石像、小学校の校門のそばの築山にその像はあって休み時間に登って足もとに座って遊んだ思い出がある。今回あった金次郎の顔がやけに老けていてこんな顔ではなかったと思ったのだが、私も年をとった様に金次郎さんも年とったんだろうか。