貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

満月寺・浮御堂 を訪ねて

2016-11-18 09:10:22 | 日記

満月寺・浮御堂    7月12日 16:55~

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺という。

 平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという。

 現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昔の情緒をそのまま残している。

 
         鎖あけて月さし入よ浮み堂  芭蕉

 
         比良三上雪さしわたせ鷺の橋 芭蕉


満月寺



堅田の浮御堂



芭蕉句碑   鎖あけて月さし入よ浮み堂  芭蕉



芭蕉句碑   比良三上雪さしわたせ鷺の橋 芭蕉






☆☆☆ 近江舞子「妹子の里」で一夜を過ごし、湖畔を一周して帰路に着く。深謝!!

     かくして、『野ざらし紀行」の蕉道の追従は、ひとまず完了となる。

     『 貢人古希からのより道Ⅳ 』としてまとめることもできた。
 
     有り難きことかな。いろいろな人やいろいろな建造物、いろいろな自然や歴史にも
 
    出合うこともできた。

     「自分の体験を越えて、ものごとの深みには入れない」と言った人もいるが、その通り

    の感あり。数年後か、10年後かわからないが、とにかく肉付けもしながら、きちんと

    整えていきたいなとも願う。
 
     しかし、これまた、あてにならない。「いどむ つたえる つくる たのしむ」を

    実践のミッションとしていることが、どう展開されていくか・・・・? 先は不明?

                                   合掌!!

琵琶湖湖岸の 満月寺の句碑の前で 満面の笑み(心は満ち欠け満ち欠けの連鎖だったかな?)