雲霧の暫時百景
令和元年8月3日
さあ、観音堂へ上るぞ!
幾多の石仏地蔵などを左右に
楽しみながら、上りきった処に、
芭蕉の句碑。
「観音堂の手前の樹木を、やっと
伐採してださったので、清水港など
とても見晴らしがいいですよ!」
と、ご婦人が語っておられたとおり。
見事な光景が眼下に広がる!
富士山から白雲が自ら音楽を奏で、
見事な清水の港町が眺められる。
観音堂参拝
この一番見事な景色を、永久に
見守っているところに芭蕉句碑も
建立されると察知。
こんなに映えた句碑もないだ
ろう!
「雲霧の 暫時百景を
尽くしけ理」 芭蕉
改めて富士の美しさに、暫く我を
忘れる。
天女も舞うだろう。きっと!
一気に上った階段を、ほんと、
滑り落ちないよう一歩一歩、
確かめながら下りる。
風も緑風。地蔵も楽しみながら・・・!
最高の旅となる。