名を名乗らする?
令和元年8月24日
久し振りの晴天かな?
日射しも夏の日射し、残暑の一日。
島田駅前は、芭蕉句碑が多い。
今朝は駅前の公園。
緑地公園だ。
見通しのよい緑地公園。
芭蕉の句碑もすぐ分かる。
まだ新しい。
二つの説明書きも珍しい!
一つは芭蕉の句、
「宿かりて 名を名乗らする
しくれ哉」
の説明。
もう一つは、
『野ざらし紀行』
の「島田」のくだり。
さて、芭蕉の句。
「宿かりて 名を名乗らする
しくれ哉」
名を名乗らする?
時雨に降られる侘しさに、
宿にとびこみ大声に名をなのって
取り敢えず宿を乞う。
時雨の慌ただしく降る侘しい
本情をいった。
大井川を渡る前の時雨。
時雨が、急ぎ大声で宿を乞う姿
を想像する。
大井川を車で渡りながらも、
当時を想い起こし、ようやく
理解できた。