静岡 富士のお茶
令和元年8月11日
昨日は、恒例の夏の買い物に
有楽町まで出かける。
青梅からの買い出し!
高齢者が多くなってきた。
今年は、切れかかっている年寄り
にはお目にかかれなかった。
人生積み重ねてきて切れて怒って
いるお年寄りをみると、暑さも彼方へ、
哀しくなるね。
度の超えた図々しさと同様かな?
先日、静岡のSAで、茶の香り、
「2番茶の特別価格」「富士のお茶」
を手に入れた。
朝食は、いつも日本茶でしめる。
「あら まっちゃ」器で、抹茶のように
するのが、我が家の風習。
ところが、この二番茶、
あら抹茶になりそうでならぬ。
茶の香りはいい!
しかし、湯飲みに葉っぱがぴったり!
これは、やっぱり急須で注ぐのが
一番とわかる。
芭蕉の句、
「駿河路や はなたちばなも
茶のにほひ」 。
には、ほど遠し!
清水寺の芭蕉句碑を、
さらに見て味わう。
芭蕉は東海道を旅して幾つかの
俳句を詠んでいるが、この句は
お茶の産地である静岡の地なら
ではの名句。
足止めを4日もくった島田で
詠んだ句。
「するが地や 花橘も
茶の匂い」
を、
『炭俵』に「此句は島田よりの便に」
と注される。
「あたかも名産の茶を製する時節で、
新茶の匂いに紛れてしまって、
花橘も茶の匂いがするようだ。」
の意。