貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

金泉はコンセンと呼ぶ謂れ・・・金泉寺

2022-06-14 11:09:17 | 日記
令和4年6月14日(火)
第3番札所 
徳島県板野郡: 金泉(こんせん)寺  

「駄目だよ。帰り、撞いちゃ!」
という声が轟く。
 ちょっと吃驚!
 集団お遍路の仲間に対して・・・。
 山門を潜ればわかるのだが、駐車場
の位置によって山門を潜るとは限らない。
 それ故、お参りをしてから
鐘楼を見つけ、優しく撞くこともある。
 撞いてから叱られて人、何となく
可哀想。一気に神聖な空気が一変。

  聖武天皇の勅願により行基菩薩が
寺塔を建立し、金光明寺と命名。
 弘法大師が水不足で苦しむ村人を
見て井戸を掘り、霊水が湧き出る。

 そこで、寺号を金泉寺と改め、                     四国第三番の霊場と定める。
 黄金の井戸も拝顔。
 源平合戦の時、義経が進軍中、
一夜を明かし、勝運祈願を行った
そうだ。

 紅白の蓮の花が見事に開花していた。