貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

野ざらしの由来・・心に風のしむ身かな!

2023-06-12 14:56:54 | 日記
令和5年6月12日(月)
 野ざらし紀行パートⅡ 
 やや不十分な野ざらし紀行の
パートⅡの旅をスタート!。
 『野ざらし紀行』は、
江戸時代中期、
貞享元年(1684)秋の8月から
翌年4月にかけて、
芭蕉が門人の千里とともに
出身地でもある伊賀上野への旅を
記した俳諧紀行文。
 「野ざらし」は、
旅立ちに際して詠んだ一句、
「野ざらしを 
  心に風の 
   しむ身かな」
に由来する。
 ちなみに、
門出の歌に「野ざらし」は
かなり縁起が悪い。
 また、
出立が甲子であることから
「甲子吟行」
とも呼ばれる。
 発句が中心となって、
文章はその前書き、詞書としての
性格が強い。
 芭蕉は、
前年に死去した母の墓参を目的に、
江戸から東海道を伊勢へ赴き、
伊賀上野を経て
大和国から美濃国大垣、名古屋など
を巡り、伊賀で越年。
 京都など上方を旅して
熱田に一時滞在し、
甲斐国を経て江戸に戻る。
令和になっての私の初旅。
 日本橋から52次
、宿場町の芭蕉句碑を探索。
 二度目だが、
東海道は本当に陽気で明るい。
楽しい旅で、
あっという間に大津入り。
 完歩となる。