貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

『ぼくの寄り道 芭蕉の古径』を!

2023-06-11 11:01:58 | 日記
令和5年6月11日(日)
「蕉道を行く。古稀も素通り!」。 
 蕉道は、芭蕉とともにの道。
 朝早くから実地検証だが、
やはり驚き・吃驚の連続!
 300余年の時が、
風景を変貌・浸食しているものの、
我が五感・体感・霊感、
つまり全身全霊、
芭蕉と正対し、同化する。
 しかし、
熱風・疾風とともに幻の世界。
時も無常感を増大させる。
 一回目の「ぼくの細道」を終え、
 ますます芭蕉の魅力に嵌まる。
 芭蕉を記載した書物も、
中央図書館のものを大半読了!
 分かってきたかなと思うや、
また遠ざかっていく
不可解極まりない芭蕉像。
 「風雅の魔神」
と嵐山光三郎さんが評しているが、
まさにその通り。
 『笈の小文』紀行の、
『おいの鼓舞覧(み)』、
 『野ざらし紀行』の『とうかいどう』、
『更科紀行』の『さかさなかせんどう』、
『鹿島詣』の『かしまきこうイン禮(レイ)ン』、
 そして、
『東京芭蕉句碑探索紀』と、
一人旅に「碑撮り旅」を追加。
 余す『嵯峨日記』と『幻住庵記』の
二カ所も実地検証。
 二度目の「奥の細道」も完走。
1年半の時と精力を費やし、
『ぼくの細道 芭蕉の古径』
として上梓。
 その後、
「奥の細道」以外の芭蕉の全てを、
『ぼくの寄道 芭蕉の古径』
としてまとめ始める。
 野ざらし紀行の旅。
 芭蕉41歳。
 「野ざらし」とは、
野に捨てた髑髏のこと。
 野垂れ死に覚悟で、出立。
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 これが、
『ぼくの寄り道 芭蕉の古径』
はじめの言葉
 今日からまた芭蕉の追憶・・・!
 またよろしく!