令和6年12月28日(土)
岩沼市竹駒神社②
目指す芭蕉の句碑は、
意外にも黒の鳥居を潜った
すぐ右手にある。
細長い石碑が二基並んでいるが、
左側が
「芭蕉翁」と記されている。
脇に立つ札に
碑の説明書きがあるが、
二つの碑は、
寛政5年(1793)
芭蕉の百年忌法要を記念し、
建立される。
句は、
句は、
武隈の松を見て詠んだ句で、
「佐くらより
「佐くらより
松盤二木を
三月超し」 。
「櫻より
「櫻より
松は二木を
三月越し」
である。
「むさし野は
「むさし野は
櫻のうちにうかれ出て、
武隈はあやめ
ふく比(ころ)になりぬ。
かの松みせ申せ
遅櫻と云けむ擧
白何がしの名残も
思ひ出てなつかしきまゝに」
と、
と、
『奥の細道』には記されている。
右側の碑は、
右側の碑は、
芭蕉の門人 東龍斎渡辺謙阿の、
「名月塚」
「名月塚」
といわれる句碑で、
<名月塚>
句は、
「朧よ里
「朧よ里
松は二夜の
月丹こ楚」
である。
二木の松への道案内も
である。
二木の松への道案内も
彫られている。
これも珍しい。